聖書のことば ⑨ 人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る‥

人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる   
                              (マタイ福音書4:4、ルカ福音書4:4)

 

しばしば、前半の「人はパンだけで生きるのではない」だけが有名になっていますが、実は聖書が言いたかったところは後半の「神の口から出る一つ一つの言葉による」というところなのです。

人が生きるのは、物質的なものだけによるのではなく、神の御言葉に養われて初めて本当の意味で生きることができる、というのがこの聖句の意味なのです。

人間は肉体的な存在ですが、同時に霊的な存在でもあります。肉体が滅びてしまえば全て終わりということではないのです。霊的な存在としての自分を忘れてはなりません。霊としての人間は神のことば、すなわち聖書に記された神の口から出た一つ一つのことばによって生きる力を与えられるということを忘れてはいけないのです。

私たち人間が、他の動物たちとは違う「霊的な存在」として造られていることを自覚した時に、私たちの生き方は自ずから変わってこなければならない筈です。

是非その霊を養うために、神の口から出ることば(聖書)を日々読んで頂きたいものです。

(文責: オアシス館担当者)

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