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『時が来れば実現する神のことば』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 ルカ1:5-24

はじめに

本日、アドベント第三週の礼拝です。救い主イエスの先駆者であるバプテスマのヨハネの誕生についてみます。

Ⅰ.神は約束を必ず成し遂げられるお方

聖書は、救い主イエスの誕生の前に、その先駆者となるバプテスマのヨハネの誕生の次第を記しています。ヨハネの誕生も、救い主が誕生するという神の約束の成就を示しています。御使いは、祭司ザカリヤに「彼はエリヤの霊と力で、主に先立って歩みます。父たちの心を子どもたちに向けさせ、不従順な者たちを義人の思いに立ち返らせて、主のために、整えられた民を用意します。」(ルカ1:17)と告げました。このみ言葉は、旧約聖書の約束でした(マラキ3:5-6)。

主なる神は、約束したことを、必ず成し遂げてくださるお方です。主イエスの十字架の贖いによって、主イエスを救い主と信じる者はだれでも救いをいただけるという約束を頂いたのです。

Ⅱ.神のご計画がある

ヨハネの両親は、「神の前に正しい人で、主のすべての命令と掟を落度なく行って」いました(ルカ1:6)。その様な二人に、一つの悩みがありました(ルカ1:7)。当時のユダヤでは、人が受けている苦しみは、その人の隠れた罪に対する神からのさばきの結果と考えられていました。しかし、ザカリヤ夫婦には、神の隠れたご計画があったのです。神は彼らの苦しみという現実を超えて、神の栄光を現わすために彼らを取り扱っておられたのです。

私たちは、現実に起きている、今見えることだけで判断してしまうことがあります。しかし、ザカリヤとエリサベツのように、彼らを通してでなければできない神の栄光を表す使命を与えておられたのです(エレミヤ29:11)。どんな状況にあっても神に信頼して、神と共に歩み続けましょう。主なる神は、常に私たちと共におられ、み心に従って私たちに必要なことを与えて、その歩みを導いてくださいます。そして、あなたを通して、神の栄光を現わしてくださるのですから。

Ⅲ.神のみ言葉は時が来ると必ず実現する

主の使いは、神殿で奉仕しているザカリヤに現れて、彼ら夫婦の願いが聞き入れられたことを告げます。彼は、御使いの告げる言葉を聞いても、それを信じることができませんでした。そのため、赤子が生まれるまでものが言えず、話せなくなる状態にされました。

これは罰ではなく、ザカリヤに対する恵み深いお取り扱いのためでした。彼はこの期間、自分の知恵や、自分の人生経験に頼るのではなく、神のみ言葉にこそ聞き、これに従うべきことを深い悔い改めと共に学ばされたのです。そして、神の約束は「時が来れば実現する」という真実を、黙って見つめ続けるように導かれたのです。人々がどう考えようとも、神のみ言葉こそ、時が来て実現することを覚えましょう。

おわりに

神の約束は、時が来たら必ず成し遂げられます。ザカリヤ夫婦は、そのことを学びました。救い主は、バプテスマのヨハネの誕生ということを通しても確かに預言されていたことでした。神は約束を必ず成し遂げられるお方です。私たちは、神の言葉にこそ耳を傾け、イエス・キリストにおいて、私たちを救って下さる神に信頼して歩み続けましょう。

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