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『み言葉の光があるから』

説教:髙橋恵子師
聖書箇所 使徒の働き 17:1-15

はじめに

今日はファミリー礼拝です。子ども礼拝では、現在、「使徒の働き」から、初代教会の歩みを連続して見ています。今日はパウロとシラスの第二回伝道旅行から、ベレア伝道を中心に見てまいります。

1)テサロニケでの伝道:迫害の中で

第二回伝道旅行において、聖霊による幻をもって西のマケドニヤ(現在のヨーロッパ方面)へと導かれたパウロとシラスは、ピリピでの伝道を経て、テサロニケ(マケドニア州の首都)に向かいます。パウロとシラスは「いつものように」「聖書に基づいて」「イエスこそキリストである」ことを伝えました(17:2)。聖霊とみ言葉によって目が開かれ、主イエスを信じて救われる者たちが起こされる一方、暴動と迫害も起こりました。パウロを家に迎え入れ、主の働きに協力していたヤソンたちは、家を襲われ、保証金までも取られます(17:9)。

パウロの伝道は、決して一人でなされた働きではありませんでした。教会の祈りと援助によって送り出され、福音のために、喜びだけでなく労苦を共にする多くのクリスチャンたちが用いられました。これは、いつの時代においても、主が用いられる伝道方法です。

2)ベレアでの伝道: み言葉に対する「気高い」姿勢

テサロニケから避難する形で山のふもとにある静かな町ベレアに向かったパウロとシラスは、この町でも伝道します。ベレアの人々は「テサロニケにいる者たちよりも素直で、非常に熱心にみことばを受け入れ、はたしてそのとおりかどうか、毎日聖書を調べた」(17:11)とあります。ベレアの人々は、福音が語られた時、主に喜ばれる応答をしました。人の言葉ではなく、神の言葉に照らして熱心にみ言葉を探求したのです。

「素直」という言葉は、原語では「高貴な・気品ある・立派な」という意味を持ち、新約聖書中においてもほとんど使われていない語彙です。『使徒の働き』の著者ルカは、偏見なく福音を受け入れ、真理を求めて 毎日熱心にみ言葉(この当時は旧約聖書)を調べたベレアの人々の心の姿勢を、特筆すべきこととして記しているのです。その結果、多くの人がキリストを信じる者へと導かれました(17:12)。

3) ベレアの人々の中心に、常にみ言葉あり

ベレアでは、パウロたちの伝道によって、人の目を引くような著しい奇跡や癒しは起きなかったようです。けれども、み言葉によって主イエスの福音が語られた時に、多くの人々がみ言葉を受け入れ、主イエスを信じ、救われました。やがて、パウロの第三回の伝道旅行の帰路においては、ベレア出身のソパテロが同行者として登場(使徒20:4)、アジア州(現トルコ)へ向かう旅に加わっています。伝道を通してベレアに教会が生まれ、献身的な働き人が育っていた証です。

皆で集まっては、み言葉を熱心に求めて調べるベレアの人々の姿は、まさしく生ける神のみ言葉が柱として中心にある教会の姿そのものです。一見、静かですが、そこには、み言葉を通しての深い聖霊の働きがあったことを覚えます。聖書は生ける神の言葉です。み言葉は、私たちに救いを得させるばかりか、主の良い働きにふさわしい者として十分に整えてくださいます(Ⅱテモテ3:15-17)。み言葉を求めましょう。

おわりに

「これは、あなたがたにとって空虚なことばではなく、あなたがたのいのちであるからだ(申命記32:47)。」 聖書はすべて神の霊感を受けた聖書記者たちにより記されました。その中心は、生ける神の子キリストです。私たちは、このいのちのみ言葉を通して主イエスを信じ、永遠のいのちをいただいた者として、み言葉の与える希望に生かされ、み言葉の光に導かれ、良き知らせである福音を宣べ伝え続けましょう。

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