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『キリストのしもべ』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 ガラテヤ1:1-10

はじめに

本日は、主イエスの救いに与った私たちは、キリストのしもべとされていることについてみます。

Ⅰ.救いはキリストを信じる信仰による

パウロは、ガラテヤの諸教会に語調の強い手紙を書き送りました。それは、ガラテヤ地方のクリスチャンたちが、「キリストの恵みによって自分たちを召してくださった方から」急に離れて、「ほかの福音」に移っていることを聞いたからです(ガラテヤ1:6)。

ガラテヤの聖徒たちは、キリストの救いを信じていたのです。しかし「かき乱す者たち」(ガラテヤ5:12)が、福音と一緒に律法を行うことによって救われるという教えを加えて教えていたのでした。救いは、律法を行うことなど、行いによってではなく、十字架の贖いを成し遂げてくださったイエス・キリストを信じる信仰によるのです(ローマ10:9-10)。

Ⅱ.神の福音は主の十字架の死、葬りと復活

パウロは、「ほかの福音」をガラテヤの諸教会へ伝えた人たちは、「あなたがたを動揺させて、キリストの福音を変えてしまおうとする者たち」ですと言って、彼らの教えを警戒するように教えました(ガラテヤ1:7-9)。キリストの福音とは、主イエスが伝えた良き知らせであると同時に、主の十字架による救いそのものです。主イエスは、全ての人の救いのために十字架で死んで、墓に葬られ、三日目に復活されたのです。

人は本来、罪のゆえに、神のさばきによって滅びるしかありませんでした。しかし、主イエスの十字架の贖いによって罪を赦され、復活の主と結び合わされて、永遠の命を与えられる道が開かれたのです。主イエスを救い主と信じる者はだれでも救われるのです。この神の偉大な恵み(エペソ2:5)に感謝して、主イエス・キリストを救い主として心に迎え入れようではありませんか。

Ⅲ.クリスチャンは主のしもべとされている

パウロは、人や神に取り入ろうとしているのではなく、「キリストのしもべ」として、福音を宣べ伝えていると宣言します(ガラテヤ1:10)。彼は、徹底的にキリストの福音を信じ、キリストに従う者の姿勢を示し、教会もキリストだけに従う者の群れであるようにと語っています。

パウロは、ユダヤ教徒であった時、誰よりも律法を守ることに熱心で、人よりも優れているということをもって、神の救いを得ていると信じていました。しかし、復活の主イエスに出会ってからは、真の救いは主イエスの十字架の贖いだけであり、人の力や行いなどではなく、主を信じる信仰によって与えられることを知りました。それ故に、彼はただキリストのしもべとして、神の栄光のために生きるべきことを知ったのです。今日の私たちも、主を信じる信仰によって救いをいただいたことを覚え、主に感謝して、主のしもべとして歩み続けましょう。

おわりに

パウロが伝えた主イエスの福音に従うクリスチャンは、キリストのしもべです。キリストのしもべは、神の恵みに招いてくださったお方と常に共に歩み、神の祝福に与り続けます。私たちは、益々主の福音に堅く立ち続け、この福音を宣べ伝え続けて行きましょう。

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