礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2023年礼拝メッセージ

『喜びと聖霊に満たされて』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 使徒2:1-4、13:42-52

はじめに

本日はペンテコステ礼拝です。聖霊に満たされることの幸いを見てまいります。

Ⅰ.聖霊は主イエスを証しするお方

復活の主イエスは、弟子たちに、約束の聖霊を受けるまではエルサレムにとどまるようにと命じられました(ルカ24:49)主の昇天後の10日目の五旬節の日に、弟子たちは約束の聖霊のバプテスマを頂きました(使徒2:2-4)。彼らは、聖霊のバプテスマを頂くと「御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始め」(使徒2:2-4)、力を受けて全世界にキリストを宣べ伝えて行きました(使徒1:8)。

聖霊はキリストを証しし(ヨハネ15:26)、主の言葉を思い出させてくださるお方です(ヨハネ14:26)。聖霊が溢れるまでに注がれると、力を受けて大胆にキリストを証しする者とされるのです。聖霊を求めて、主の救いの良き訪れを宣べ伝えて行く者とされようではありませんか。

Ⅱ.聖霊は喜びと感謝に満たしてくださる

ペンテコステの日に、約束の聖霊が降ったことで教会が誕生し、教会を通して福音が宣べ伝えられて行きました。シリアのアンテオキア教会から送り出されたパウロとバルナバは、ピシディアのアンテオキアで福音を語りました。これによって、次の安息日には町中から大勢の人々が会堂に詰めかけるほどになりました(使徒13:44)。

聖書は、福音を聞いて主イエスを信じた人々の姿を記しています。人々は、主の御言葉そのものを喜び、主を賛美しました(使徒13:48-49)。神の御言葉から離れず、御言葉に堅く立つなら、どんな困難や苦難が押し迫ってきても、主は喜びと感謝に満たしてくださることを覚えましょう。

Ⅲ.聖霊に満たされ続ける

パウロたちが語った福音を聞いた人々の中には、パウロが語る福音に反対し、口汚くののしる者たちもいました。彼らは、町のおもだった人たちを扇動してパウロたちを迫害させ、その地方から追い出してしまうほどでした(使徒13:50)。しかし、パウロとバルナバ、そして主を信じた弟子たちは、このような中でも「喜びと聖霊に満たされて」いたのです(使徒13:52)。それは、聖霊が彼らの内に居られて、主の恵みで満たしていたからです(ヨハネ14:16-17)。

聖霊は、主に代わって遣わされた助け主です。主イエスは、十字架の贖いによって死に勝利し、「世に打ち勝って」くださいました(ヨハネ16:33)。それゆえに、どんな状況にあっても、主の霊である聖霊が共におられるなら、主の恵みと豊かな命に生かされていることを感謝し、主の御名を賛美できるのです。聖霊に満たされ続けましょう(Ⅰテサロニケ5:19)。

結 び

ペンテコステの日に誕生した教会は、聖霊に満たされて主の福音を宣べ伝えて行きました。今も変わらない主は、私たちを聖霊で満たしてくださり、キリストの証し人としてくださっています。聖霊を求めて、永遠の命に預かる人々のために出て行って福音を伝えましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分