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『喜びと聖霊に満たされる』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 使徒13:38-52

はじめに

本日の礼拝は、神召聖会の第二回目です。聖霊に満たされて主に仕える幸いを見ます。

Ⅰ.全ての人々に語られている福音

パウロとバルナバが、ピシディアのアンティオキアでキリストの救いを語ったことで、次の安息日には、ほとんど町中の人々が、神の言葉を聞きに集まって来るほどになりました(使徒13:38-44)。しかし、ユダヤ人たちはねたみに燃えて、パウロが語る福音に反対します(使徒13:45)。このことは、福音が異邦人へと広がって行くきっかけとなったのでした(使徒13:46)。

福音は、今もあらゆる国の人々に伝え続けられています。今は神の恵みの時、救いの時です。今日、神の救いの招きを聞いたなら、心を開いて主イエスを救い主として受け入れましょう(ヘブル3:7-8)。主イエスを救い主と信じる者は、誰でも救われるのですから。

Ⅱ.神の栄光を現わす神の民

福音を聞いたアンティオキアの人々は、神を喜んで賛美しながら救い主イエスを宣べ伝えました。しかし、逆に、ユダヤ人たちは、パウロたちが語った福音を、受け入れませんでした。彼らは、「異邦人の光とし、地の果てにまで救いをもたらす」ために、神に選ばれたという本来の意味を見失っていたのです(使徒13:47)。

私たちは、主イエスの十字架の贖いによって神の民とされ、「地の塩」、「世の光」とされました(マタイ5:13、14)。どんな状況であっても、信仰の創始者であり、完成者である主イエスから目を離さず、いつも神の恵みにとどまっている者とさせて頂きましょう(ヘブル12:2)。主は聖徒たちを通して、ご自身の栄光を現してくださるのですから(Ⅱコリント3:3)。

Ⅲ.聖霊に満たされ続ける

パウロとバルナバは、ユダヤ人たちの迫害によって、アンティオキアを後にします。二人は、迫害した者たちに対して、「足のちりを払い落として、イコニオンに行きました」(使徒13:50-51)。それにも関わらず、「弟子たちは喜びと聖霊に満たされて」いました(使徒13:52)。それは、彼らの内におられる聖霊が、彼らの心を満たしていたからです。

主は、父にお願いして、もうひとりの「助け主」である聖霊を与える約束をしてくださいました(ヨハネ14:16-17)。真理の御霊は、私たちに主イエスが共におられることを示し、状況に左右されなることのない、真の喜びと感謝に歩むようにしてくださるのです。神の変わることのない御言葉に導かれ、聖霊に満たされて歩み続けましょう。

結 び

福音を伝える時、パウロやバルナバのように困難が伴うことがあります。しかし、主はそれらの困難を、はるかに上回る喜びを与え、福音を通して、永遠のいのちに与る人々がいることを見させてくださいます。主の救いの恵みに感謝しながら、神の御心を自分の心として、御国の完成のために主に仕え続けましょう。

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