6月2日（木）七日目

聖書箇所：「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」（ローマ8：26）

   聖霊は、「弱い私たち」が「どのように祈ったらよいかわからない」時に、とりなして祈ってくださるお方です。ここで「祈る」という言葉は、「困った時の神頼み」程度の祈りでありません。自分の全存在をもって神に信頼し、絶えざる神との交わりに生きることを意味しています。これは、聖霊の助けなしにできることではありません。聖霊は、弱い私たちの霊と共にいて、私たちの祈りを受けとめて、父なる神に伝えて下さいます。それだけではなく、私たちの思いを取り扱って下さり、深い祈りを引き出して下さるのです。その助け主が来られるために、主イエスは十字架によって、神と私たちの間にある隔ての壁を打ち砕いてくださったのです。

人の心を深く知っておられる御霊に導かれ、今日も主に祈りましょう。