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『イエス様の弟子として覚えたい事』

説教:栗澤紗良神学生
聖書箇所 Ⅰテサロニケ2:17-3:13

私たちはイエス様の弟子です。イエス様の弟子だから、「こうでなくてはいけない」というものは無いです。イエスのようになりたいと思っているかどうかが肝心です。 今日は、イエス様の弟子代表であるパウロの手紙の一部を読んでいきます。「イエス様の弟子として覚えたい事」を2つのポイントで見ていきましょう。

1つ目のポイント「心配は成長の始まり」 

「信仰一本!」力強いパウロでさえも、テサロニケの人々に対して心配を抱えていました。 しかし、送り出したテモテから嬉しい報告をパウロは受け取りました。心配は現実に起こっていなかったのです。パウロはこの出来事を通して神を仰ぎ見ました。

神様は「恐れ」を大きく振り回して、イエスの弟子の信仰を成長させます。この成長過程は一生涯続きます。さあここから神様はどんな風に私たちを成長させて下さるでしょうか?ここまで成長させて下さった神様に感謝しつつ、祈りによって神様によって成長させていただきましょう。

2つ目のポイント「逆流の骨組みである」

パウロが著した、この「テサロニケの信徒への手紙」のテーマは「イエス・キリストの再臨」です。 パウロやテサロニケの人々がそうであったように、今この時代に生きる私たちも「イエス様の再臨」を今から後に迎えようとしています。

この事は、今に身を置きながら、これから来る(きたる)ものに目を注いで生きるという状態です。この事は、この世の風向きに逆らう事であり、異質な事です。そして必ずと言っていい程、苦しみを伴う事であります。負の連鎖を止める為にその事を負います。イエス様を信じている私たちは、「逆流」として遣わされています。

私たちは神様の計画の骨組みです。真ん中を担う者です。基礎とてっぺんはイエス様です。 骨組みとして私たちは、祝福という逆流となって神様の計画を織りなしていきます。

主がどのように私を用いて御計画を成そうとしているのか。主が私に込められた役割を改めて確認する時を持っていただきたいのです。骨組みとして用いられているという自覚をお持ちください。

私たちは原石です。神様でないものによって覆われてしまったその宝石を、神様はイエス様の十字架によって発掘しています。神様の栄光を輝かせる為に、今皆さんは磨かれています。一番美しいお方であるイエス様を目指していきましょう!

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