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『聖霊が降る』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 使徒2:1-13

はじめに

本日はペンテコステ礼拝です。今も働いておられる聖霊について見てまいります。

Ⅰ.約束の聖霊が降る

ペンテコステの日(五旬節の日)に、約束の聖霊が弟子たちをはじめとした120人ほどの人々に降りました(使徒1:14-15)。聖書は、その時のことを「天から突然、激しい風が吹いて来たような響きが起こり、彼らが座っていた家全体に響き渡った。また、炎のような舌が分かれて現れ、一人ひとりの上にとどまった。」(使徒2:2-3)と語っています。

聖霊が降ったことによって、教会が誕生し、弟子たちは力を受けて全世界に、キリストの証人として派遣されて行きました。それまでに、弟子たちは共に集まって心を合わせて祈り続け、聖霊の降るのを待つ備えをしていました。全ての事を行う前に、聖霊を待ち望み、聖霊に満たされることから始めようではありませんか。聖霊は、今も変わることなく求める者に注がれ、溢れるほどまでに満たしてくださるのですから。

Ⅱ.聖霊は神の大きなみわざを語らせてくださる

弟子たちは聖霊に満たされると、「御霊が語らせるままに、他国のいろいろなことばで話し始め」ました(使徒2:4)。そこには、外国生まれの大勢のユダヤ人たちが居て、弟子たちが自分たちの国の言葉で語っているのを聞いたのです(使徒2:7-11)。

弟子たちが御霊によって語ったことは、「神の大きなみわざ」でした。「神の大きなみわざ」とは、主イエスによる救いのことです。このことは、主の救いは、神の民ユダヤ人と共に、世界のあらゆる国の原語の人々にも告げられるということを意味しています。同時に、主は弟子たちを用いて、あらゆる人々に神の福音を伝えるようにしてくださったように、今日の私たちにも福音を伝える力を与えてくださっているのです。神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられるからです(Ⅰテモテ2:4)。

Ⅲ.聖霊は宣教の力を与えてくださる

弟子たちが、「神の大きなみわざ」を語った時、これを聞いた人たちの中には、「彼らは新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って嘲る者たちもいましたが、驚き当惑して「いったい、これはどうしたことか」と言う者もいたのです(使徒2:12-13)。

同じことが、現代においても起こっています。クリスチャンたちの証しや御言葉の解き明しを聞いて、主を受け入れる者とそうでない者がいます。人々が主を知り、理解することが出来るのは、聖霊の働きに拠ることです(Ⅰコリント2:10-12)。聖霊が福音を聞いた人々に働いて下さるように、執り成し祈りましょう。神の大きなみわざが現されることを信じて、このペンテコステの礼拝において、神の民とされたことを感謝し、聖霊に満たされ続けて神の救いの良き訪れを伝えて行きましょう。

おわりに

ペンテコステの日に、弟子たちは約束の聖霊を受けました。そこに、主イエスを信じる者の群れ(教会)が生れ、福音が大胆に宣べ伝えて行きました。今も変わらない神は、私たちのうちに聖霊を注ぎ続けてくださいます。私たちはさらに、聖霊の満たしを求めましょう。

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