礼拝説教

礼拝メッセージ

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『私もその中にいます』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 マタイ18:15-20

はじめに

本日は、主イエスの御名によって二人か三人が集まるところに、主も共におられる幸いを見てまいります。

Ⅰ.主イエスと出会う

主イエスは、「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」(マタイ18:20)と語られました。主を救い主として受け入れた者たちが集まるところに、主は共にいて下さるのです。クリスチャンが礼拝に、あるいは他の集会に集まるのは、聖書の教えや知識を得たり、兄姉の交わりを深めるということ以上に、救い主イエス・キリストと会うためです。

ただ、集まれば何でもよいということではありません。主イエスの御名によって二人三人と集まる所に、主が共にいてくださるのです。教会は、主イエスを救い主と信じる信仰を基にして集まった群れです。主は教会を「よみの門もそれに打ち勝つことはできない」のですと宣言されたのです(マタイ16:18)。

Ⅱ.共に祈る幸い

主イエスは、「何でもあなたがたが地上でつなぐことは天でもつながれ、何でもあなたがたが地上で解くことは天でも解かれます。」と語られました。これは、地上と天をつなぐ、祈りのことです。「地上」という人間の様々な営みの中で、神に向って声をあげ祈るとき、神はそれを聞いてくださいます。ですから、「あなたがたのうちの二人が、どんなことでも地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父はそれをかなえてくださいます。」と語られているのです(マタイ18:18-19)。

確かに、一人で密室で祈ることも大切です。しかし、主は共に祈る恵みの豊かさも約束してくださっています。クリスチャンは、共に集まって祈るために、神によって世から召し出され、教会の群れに加えられたのです。教会は祈りの共同体でもあり、一人一人は聖霊が住まわれる神の聖なる宮なのです(Ⅰコリント3:16、6:19)。共に神の御心を教えて頂き、主に祈って、神の栄光を見させて頂こうではありませんか。

Ⅲ.教会の真ん中におられる主イエス

主イエスは、主の御名によって二人三人と集まり、心を一つにして祈るなら、父なる神はそれをかなえてくださると約束してくださいました。これは、兄弟姉妹の間で起る、罪による交わりの破れを癒し、その関係を回復させてくださるという恵みの中で語られたことです。教会はまだ不完全で、互いに罪の残骸や弱さを持った者どうしの集まりです。だからこそ、教会の集まりは主イエスの名による集まりであり、そのまん中に、主イエス・キリストがいて下さるのです。

主は、全ての人の罪を身代わりに背負って十字架で死んで下さり、三日目によみがえってくださいました。主ご自身が、父なる神と罪人との仲介者となってくださいました(エペソ2:14)。私たちは、神の赦しを頂き、神の子とされ一つ教会に集められた兄弟姉妹です。主イエスを中心として、心を一つにして天の父なる神の御心を祈り求めて行きましょう。父なる神は、私たちの祈りを必ず聞いて、神の栄光を現わしてくださるのですから。

おわりに

主イエスは、二人または三人が主の御名によって集まるところに、共におられると語られました。主の救いを頂いた私たちは、神の御心を求めて、共に心を一つにして祈りましょう。父なる神は、私たちの祈りを必ず聞いてくださると約束してくださっているのですから。

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