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『いのちに至る門』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 マタイ7:13-14

はじめに

本日は、主イエスが言われた「いのちに至る門」を見ます。

Ⅰ.「狭い門」、救い主イエス・キリスト

主イエスは、山上の説教の後、永遠のいのちを得るために、「狭い門」から入り、「細い道」を行くようにと語ります。「狭い門」とは救い主イエス・キリストのことであり、「細い道」を歩むとは、主と共に生きることを意味しています。

人の罪は、主イエスとその御言葉に従うことを拒みます。神の御言葉に生きるためには、神を拒む自分の罪との戦いがあります。主は、この様な罪に打ち勝つ力のない私たちを救うために、十字架による贖いを成し遂げて下さいました。キリストを救い主として心に受け入れるとき、誰でも信仰によって救いを頂けるのです(ローマ10:13)。救い主は主イエスだけという「狭い門」ではありますが、主の救いは必ず人を救うのです(使徒4:12)。

Ⅱ.主イエス・キリストはいのちに至る門

主イエスは、主の聖徒たちが「狭い門」から入ろうとすると、「大きい門」を通る人々から、ののしられたり、迫害されたり、ありもしないことで悪口を浴びせかけられるような扱いを受けることがあると語ります(マタイ5:10-12)。

その様な中で、「いのちに至る門」は主イエスだけであると知っているクリスチャンは、主と共に「細い道」を歩み続けなければならないときがあります。しかし、この「細い道」を歩む中で、聖徒は神の恵み深さを体験し、主にある「知恵の道は楽しい道。その通り道はみな平安である。」(箴言3:17)と知るのです。さらには、救い主イエスが真実に永遠のいのちに至る唯一人のお方であることは、すべての知恵の子ら(クリスチャン)を通して証明されるのです(ルカ7:35)。

Ⅲ.すでに世に打ち勝ったキリスト

キリスト者が「狭い門」である主イエスと共に「細い道」を歩み続けるとき、それをやめさせようとする「空中の権威を持つ支配者」の力も働きかけてきます。主イエスは、私たちに「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。」(ヨハネ16:33)と私たちを励ましています。また、「世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子と信じる者ではありませんか。」(Ⅰヨハネ5:5)と、私たちに勝利宣言をして下さっています。

主イエスは、十字架よって罪人の身代わりとなって死んで下さり、三日目によみがえられました。主イエスの復活は、人の究極的な恐れである死に打ち勝ってくださったのです(Ⅰコリント15:52-57)。教会はキリストによって贖い出されたものです。そして、この教会は「よみの門」もそれに打ち勝つことはできません(マタイ16:18)。永遠のいのちに至る門、主イエス・キリストと共に歩み続けましょう。

おわりに

主イエスは「わたしは門です」と言われました(ヨハネ10:9)。主イエスという「狭い門」を通り、共に「細い道」を歩む時、主の助けが約束されていて、永遠のいのちに至ります。主イエスは、道中、聖徒たちに喜びや感謝、平安などのあらゆる善きものをもって導いてくださるのです。

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