礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2024年礼拝メッセージ

『人知を越えた神の愛』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 エペソ3:16-21

はじめに

今年最初の礼拝です。本日は、人知をはるかに超えた神の愛を見ます。

Ⅰ.神の愛に根ざし、基礎を置く

パウロは、キリスト者が「愛に根ざし、愛に基礎を置いて」歩むようにと祈ります(エペソ3:17)。この「愛」とは、人間の愛ではなく、決して変わることのない神の愛のことです。この神の愛に根ざし、基礎を置いているなら、主に養われて成長し、どんなときにも揺るがされることはないのです。

父なる神は、御子イエスの十字架を通して、私たちに神の愛を示してくださいました。キリスト者は、神に愛されていることを知ったのです。そして、その神の愛の中に安息し、憩い、癒やされながら、神の愛に生きる人生を歩む者とされたのです。主の愛の中に置かれていることを感謝し、キリストの愛に根ざし、主の愛を基礎にして歩み続けましょう。

Ⅱ.人知をはるかに越えたキリストの愛

パウロは、神の愛の「広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解する力を持つようになり、人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように」と祈ります(エペソ3:18-19)。

私たち人間は、人知を越えた神の愛のすべてを知ることはできません。しかし、神ご自身が神の愛を私たち人間に示し、教えてくださいました(Ⅰヨハネ4:19)。計り知れない偉大な神の愛は、御子イエスの十字架の贖いによって罪人を救うということに表されました。神の愛は、ありのままの私たちを愛し、受け入れ、思いやり、時には、諭し、戒めてくださいます。人知をはるかに越えたキリストの愛が、私たちに注がれていることを知ってください。そして、生涯を通じてその愛の大きさを味わい、神の愛に生きる者とされていることを喜び、主の感謝する歩みを続けましょう。

Ⅲ.満ちあふれる神の愛

パウロは続けて、キリストの愛を知ることによって「神の満ちあふれる豊かさにまで、あなたがたが満たされますように」と祈ります(エペソ3:19)。これは、聖徒たちがどのような状況にあっても、神の愛による取り扱いを受けて、キリストに似る者とされ続けて成長して行くことを願う祈りです。

神は、私たちがどんな状況においても、その深い愛を与えてくださっています。私たちの内なる人を強くしてくださる聖霊は、主イエスがどんなときにも共に居てくださること確信させてくださいます。さらには、神は「私たちが願うところ、思うところのすべてをはるかに超えて行うことのできる方」であるということを体験させてくださるのです。今年も、礼拝を中心として、聖霊に満たされることを願い、神の栄光を現す教会として、神に仕えて行きましょう。

おわりに

パウロは、人知を越えた神の愛を知りました。その偉大な神の愛とは、主イエス・キリストです。主の十字架の贖いによって、聖霊は聖徒たちの内に住まわれ、神への信頼を堅くしてくださいます。今年も、聖霊を求め続け、主の愛を知って、内なる人を強くして頂きましょう(ローマ5:5)。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分