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『主の招きに応える』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 マタイ4:18-25

はじめに

本日は、主の招きに応えて主に従うことの幸いについてみます。

Ⅰ.主イエスに従った人たち

ここには、主イエスに従った二種類の人々のことが記されています。一つは、主イエスに招かれて弟子となった4人の漁師たちです。もう一つは、病や痛み、悪霊から解放された大勢の人々です。

聖書は、主イエスの伝道の最初に、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」(マタイ4:17)と語ったことを記しています。主に呼ばれて弟子とされた者も、また主の力ある御業を体験して主に従った人々も、はじめに神の御言葉を聞いていたと考えられます。私たちの隣人に、主の御言葉を語り続けましょう。「信仰は聞くことから始まります。聞くことは、キリストについてのことばを通して実現するのです。」(ローマ10:17)から。

Ⅱ.悔い改める

主イエスが宣べ伝えた、「天の御国は近づいた」とは、神の支配が始まっていることを意味しています。そして、主の力ある御業は、神の支配が現実に今あることのしるしです(マタイ4:25)。主イエスが、御国の福音を宣べ伝えたことで、それを聞いた人々は、悔い改めてイエスに従いました。

「悔い改める」とは、心の向きを変えることで、神に背を向けていたのを神の方に向き直ることです。「わたしについて来なさい」という主の呼び掛けに応えて、主に従って生きることです。主イエスは、全ての人の神に対する罪のさばきの身代わりとなって、十字架に死んで下さいました。そして、父なる神によって死後三日目に復活されました。主の十字架の贖いによって、主を信じるものは誰でも罪赦され、神の子とされ、永遠の命を約束されたのです(ローマ10:13)。今日、主イエスの救いの招きを聞いたなら、主を信じて従って行きましょう。

Ⅲ.捨てるものを捨てて、直ちに主に従う幸い

主イエスに声をかけられた時、ペテロとアンデレの兄弟は「すぐに網を捨てて」、そしてヤコブとヨハネの兄弟は、「すぐに舟と父親を残して」主に従いました(マタイ4:18-22)。ここで、「すぐに」とは、「今ここで」ということ。「捨てる」とは、これまで一番大切としていたもの、すなわち自分の考えや自分中心を主に委ねて、主イエスに従って生きることです。主は、「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負って、わたしに従って来なさい。」(マタイ16:24)と語られました。

私たちを贖ってくださった主は、「わたしはあなたの神、主である。わたしはあなたに益になることを教え、あなたの歩むべき道にあなたを導く」(イザヤ48:17)と約束されて、主のあらゆる善きものを与え増し加えてくださるのです。

おわりに

主イエスは、今も私たちに近づいて来てくださり、「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」と主と共に歩む幸いを与えようとしてくださっています。主の招きに応えて、主イエスを救い主として受け入れ、主の愛と恵みに豊かに生かされ続ける幸いを頂きましょう。

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