礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2023年礼拝メッセージ

『癒やしから救いへ』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 ルカ17:11-19

はじめに

本日は、神の恵みに感謝する幸いを見てまいります。

Ⅰ.十人の癒し

主イエスがエルサレムに向かう途中、ツァラアトに冒された十人の人が、イエスに「私たちをあわれんでください」と言って、癒しを求めました。主は、「行って、自分のからだを祭司に見せなさい」と命じます。彼らは、主の言葉に従って、祭司の所に向かいますが、その途中で「きよめ」られます(ルカ17:11-14)。

主イエスがエルサレムに向かう途中、ツァラアトに冒された十人の人が、イエスに「私たちをあわれんでください」と言って、癒しを求めました。主は、「行って、自分のからだを祭司に見せなさい」と命じます。彼らは、主の言葉に従って、祭司の所に向かいますが、その途中で「きよめ」られます(ルカ17:11-14)。

Ⅱ.サマリア人の感謝

ツァラアトを癒された十人のうち、サマリア人だけが神を崇めるために主イエスのもとに帰って来ました。彼は、祭司に自分の体を見せるよりも、まず癒しを与えてくださった主に感謝をささげるために戻って来たのです。自分の病の癒しを通して、癒しをなされる神を知り、その神に仕えたいと願ったのです。

主は、この人に「立ち上がって行きなさい。あなたの信仰があなたを救ったのです。」(ルカ17:19)と宣言されました。私たちも主イエスの十字架の贖いによって、死に至る病から解放され、主と共に生きる幸いを与えられました。私たちは、救いを頂き、祝福を受ける者から祝福を運ぶ者に変えられたことを覚えましょう。「立ち上がって行きなさい」という御言葉に従って、主の御業に加わらせて頂きましょう。

Ⅲ.神への感謝の応答である礼拝

主イエスによって癒されたサマリア人は、主にひれ伏して感謝をもって礼拝をしました。このことから、礼拝は神が私たちにしてくださったことへの感謝の応答から始まることが分かります(Ⅰヨハネ4:10)。そして、主は「立ち上がって、行きなさい。」と語って遣わしてくださいます。

「立ち上がる」という言葉には、「復活」という意味があります。ツァラアトから癒されたサマリアの人にとって、このことは、まさに死からの復活でした。私たちも、かつては罪の中に死んでいた者でした(エペソ2:1)。しかし、主イエスの十字架による死と、死からの復活によって、私たちを神の永遠の命によみがえらせ、神の民として生きる使命を与えてくださいました(Ⅰペテロ2:9)。主の復活の命に生かされていることを覚えて、「いつも喜び。絶えず祈り。すべてのことにおいて感謝する。」(Ⅰテサロニケ5:16-18)神を礼拝する民として歩み続けてまいりましょう。

おわりに

サマリアの人の主に対する感謝は、主の真の救いの恵みを知る一つの契機となりました。主イエスを知ること以上に、偉大な恵みはありません(ピリピ3:7-8)。主イエスの十字架の救いを頂いた私たちは、いつも主に感謝し、さらに主と共に歩み続けましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分