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『力と愛と慎みの霊を受けて』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 Ⅱテモテ1:1-7

はじめに

本日は、私たちにあたえられた「力と愛と慎みの霊」について見てまいります。

Ⅰ.主にあるいのちの約束のゆえに

パウロは、テモテを励ますために、自分が主にある「いのちの約束にしたがって」使徒となったことを語ります。主イエスを信じる者には、永遠のいのちが約束されています。この約束のゆえに、すべてのキリスト者はこの地上のあらゆる困難に打ち勝つことができるのです。

パウロは、永遠のいのちの約束を確信していたので、ローマの地下牢に閉じ込められていても、心から主に感謝し、さらにはテモテをも励ますことができたのです。「ですから、私たちは落胆しません。たとえ私たちの外なる人は衰えても、内なる人は日々新たにされています。私たちの一時の軽い苦難は、それとは比べものにならないほど重い永遠の栄光を、私たちにもたらすのです。」(Ⅱコリント4:16-17)主によって永遠の命に生かされていることを覚えて、主が与えてくださる勝利を信じて歩み続けましょう。

Ⅱ.絶えず思い起こして執り成して祈る

パウロは、夜昼とテモテのことを「絶えず思い起こして」祈っていました。彼は、牢に投獄されていて、祈りを絶やしませんでした。それは、主が「あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしがそれをしてあげます。」(ヨハネ14:14)との約束を信じ、主の御業を体験していたからでした。テモテにとっても、また全ての聖徒たちにとっても、執り成しの祈り以上の励ましはありません。さらには、主イエスご自身も、神の右の座に着いて、聖徒たちのためにとりなしておられるのです(ローマ8:34)。

家族や友人たちの救いのため、また困難に中にある兄弟姉妹の励ましのため、まず執り成しの祈りをしましょう。主は祈りのうちに、「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方」(ピリピ2:13)なのですから。

Ⅲ.力と愛と慎みの霊

パウロは、「神の賜物を、再び燃え立たせる」ために、テモテに「偽りのない信仰を思い起こ」させています。その信仰は、最初に祖母ロイスと母ユニケのうちに宿ったもので、テモテにも宿ったものでした。この信仰に立ち続ける時、周囲の様々な状況や声に振り回されることなく、神に与えられた賜物を、再び燃え立たせて頂くことができるのです。

問題の真の解決は、ただ神によってもたらされます。神が私たちに与えてくださったのは、「臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊」だからです。聖霊によって、私たちは神の賜物を、燃え立たせ、大胆に、力強く、働くことができるのです。聖霊を求め続け、また満たされ続けようではありませんか。

結 び

主イエスを信じている全ての者には、主イエスにある永遠のいのちが約束されています。また、いつも主に祈られ、互いに祈りあって聖霊によって導かれています。このことを覚えて、神から与えられた賜物をいつも燃え立たせて頂き、臆することなく、主イエスを仰ぎ望みながら御霊に導かれ続けましょう。

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