礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2021年礼拝メッセージ

『あふれるばかり感謝しなさい』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 コロサイ2:6-10

はじめに

今年最後の主日礼拝です。様々なことがあっても、主のうちにある幸いを覚えて、主に感謝し賛美を捧げましょう。

Ⅰ.主にあって歩みなさい

パウロは、コロサイの教会の聖徒たちに、「彼(キリスト)にあって歩みなさい」(コロサイ2:6)と命じました。それは、彼らが主イエスの救いを頂き、主と共に歩む者とされたにもかかわらず、いつの間にか、この世の「まことしやかな議論」や「むなしいだましごとの哲学」などに振り回されてしまうことが起きていたからでした。

主にあって歩むとは、神の御言葉を土台としてキリストに倣う者として生きることです。主の御言葉は完全で、私たちの魂を生き返らせ、わきまえのない者を賢くし、人の心を喜ばせ、人の目を明るくするのです(詩篇19:7-8)。主イエスは「幸いなのは、神のことばを聞いてそれを守る人たちです」(ルカ11:28)と言われたのですから。

Ⅱ.教えられたとおり信仰を堅くする

パウロは次に、当時の社会状況の中で、御言葉の勝手な解釈や理解によって混乱さえ起こっていたコロサイの人々に「教えられたとおり信仰を堅くする」ことを勧めます(コロサイ2:7)。「教えられたとおり信仰を堅くする」とは、神のことばである主イエスにあって教えられた信仰です。

聖書の御言葉は、人や時代が変わっても、変わることのない誤りなき神のことばであり、私たちの信仰だけでなく、全生活の規範です。多様性を重要視する現代社会に行きる私たちであるからこそ、教えられた聖書の真理の御言葉に堅く立とうではありませんか。「みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。」(箴言16:20

Ⅲ.あふれるばかり感謝しなさい

聖書は、キリストにあって歩むとは、感謝に溢れ続けることだと教えています(コロサイ2:7)。また、私たちの心が主に対する感謝で溢れると、賛美が生まれると言っています(詩篇100:4)。

主に対する小さな感謝は、心に蓄えられて行くなら、やがて溢れだし、主への賛美となって周りの人をも巻き込んで、主の恵みと祝福で満たして行きます。今年一年の主の恵みを思い返し、数えてみるなら、たくさんの恵みと祝福を覚えるでしょう。そして、主の御名を賛美する時、主はなおも感謝と恵みを増し加えて下さることを覚えましょう。「イスラエルの賛美を住まいとしておられる」(詩篇22:3)主は、今も主に感謝し、主を賛美する者と共にいて下さるのですから。

結 び

今年最後の礼拝において、主の良くしてくださったことを忘れず、言葉に表すことのできないすばらしい贈り物を感謝しましょう。永遠の慰めである主イエスの十字架による救いを頂いたことを感謝し、主が再臨される時を待ち望みつつ新しい年を迎えましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分