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『主イエスの復活』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 マタイ28:1-15

はじめに

イースターおめでとうございます。本日は、主イエスの復活の喜びを見てまいります。

Ⅰ.主は墓にはおられない

週の初めの明け方、マグダラのマリヤとほかのマリヤたちは、深い嘆き悲しみの中で、主イエスが葬られた墓を見に行きました。彼女たちはそこで、御使いによって、墓が空であることを見せられました(マタイ28:6)。

主イエスの復活は、墓を見つめて嘆き悲しむしかない婦人たちに、見つめるべきは過去の思い出ではなく、今まさに生きておられる主であることを示しています。主イエスは、過去の歴史上の偉大な人物ではなく、墓におられるお方でもありません。今まさに生きておられ、聖徒たちと共におられるお方です。生きておられる主イエスを見上げて、主と共に歩み続けましょう。

Ⅱ.恐れてはいけません

御使いは婦人たちに、「恐れてはいけません」と語りかけます(マタイ28:4-5)。人は、神の偉大なみ業を体験する時、驚き恐ろしさを覚えるでしょう。しかし、旧約時代から、神は人と交わりを持たれるときはいつも、「恐れてはいけません」と語りかけられました。主を知るとき、私たちは恐れを遥かに超えた神の愛と憐れみの深さを教えられます。主の十字架の贖いによって、神と人との一切の隔ての壁が取り除かれているのですから(エペソ2:14)、恐れることなく主の御前に近づこうではありませんか。主は喜んで、主に近づく者を受け入れてくださるのですから(ヤコブ4:8)。

Ⅲ.走って福音を伝える

御使いは、婦人たちに使命を与えました(マタイ28:7)。彼女たちは、御使いが言われるとおり、主の復活という大きな喜びを語り伝えるために弟子たちの所に走り出しました。「墓のほうを向いてすわっていた」者たちが(マタイ27:61)、主の復活を告げる言葉によって向きを変えて、墓から弟子たちのもとへと走り出したのです。その歩みの中で、復活の主は彼女たちに会ってくださいました(マタイ28:8-9)。

私たちもこの婦人たち同様、「墓」を見つめて泣くだけではなくなったのです。主の十字架によって、主を信じる者にはだれにでも、主を復活させた命が与えられているのです。この主の復活の命に生かされている幸いをもって、私たちも主の復活を伝え走る者とさせて頂きましょう。

結 び

週の初めの日に、私たちは復活の主を礼拝します。婦人たちと同じように、「墓」を見つめるしかなかった私たちに、復活の主は出会って下さったからです。復活の主が共におられることを覚えて、主と共に歩み、イエスを仰ぎ見て走り続けようではありませんか。

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