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『主が戦ってくださる』

説教:髙橋正人牧師

はじめに

本日の聖書箇所から、私たちの信仰の戦いは、主が戦ってくださっている勝利が約束されたものであるということを見てまいります。

Ⅰ.主は約束を必ず守られる

イスラエルと同盟を結んだギブオンに対して、それを恐れた周りの5つの町の連合軍が攻めてきます。窮地に立たされたギブオン人は、同盟を結んだことを悔やむどころか、主なる神への畏れと信頼をもってヨシュアに救いを求めます。ヨシュアは助けに応えて、「すべての戦う民と、すべての勇士たちとを率いて」出陣します。主は、同盟を誠実に守ろうとするヨシュアに、この戦いの勝利宣言を与えられます(ヨシュア10:8)。

主は約束を必ず守り、主に信頼して救いを求める者には必ず報いてくださるお方です。ですから、すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈り、時にかなった助けを信じて主を待ち望みましょう。そのために、主の前に絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈ってまいりましょう(エペソ6:18)。

Ⅱ.主が共に戦われる

主はヨシュアに、戦いの勝利を約束されましたが、それは主が戦われることを意味しています。主は、敵をかき乱し、雹の石を降らしてエモリ人たちを討ちましたが、その数は人手によるよりも多かったのです(ヨシュア10:10-11)。さらには、ヨシュアの願いに応えて、民がその敵に勝利するまで、「日は動かず、月はとどまる」ままにされたのです(ヨシュア10:12-13)。

ヨシュアは、主の戦いにおいて手を抜くどころか、「全イスラエルを率いて」全力を尽くしてできる精一杯のことをしたのです。御子イエスによる救いを頂いた私たちは、ヨシュアたち以上に主が共におられることを覚え、一層信仰によって、置かれたところで様々な戦いに対してできる精一杯のことをもって臨もうではありませんか。世に勝つ者とは、イエスを神の御子と信じる者です(Ⅰヨハネ5:5)。そして、私たちの望みは、主にこそあるのですから。

Ⅲ.信仰の戦いを歩む続ける

今日の私たちにとっての戦いは、剣や武器をもっての戦いではなく、信仰の戦い、霊的な戦いです。私たちの敵は、人を真実な神の救いから引き離そうとする様々な力を持つものです(エペソ6:12)。幸いなことに、霊的な備えは、主がすでに与えてくださっています。私たちはそれを身に着けて、十字架の勝利に委ねつつ、主にある勝利者として雄々しく歩もうではありませんか(エペソ6:13)。

主イエスは、十字架の贖いによって、私たちの罪を全て赦してくださり、最大の敵である死にさえも完全に勝利してくださいました。私たちには、世にあっては患難があり、戦いもあります。しかし、「すでに世に勝った」主が、共におられることを覚えましょう(ヨハネ16:33)。あらゆる場合に、感謝をもって主に祈り願うなら、「人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守って」(ピリピ4:6-7)くださるのです。

結 び

主イエスは、十字架の贖いによる死と復活によって、私たち人間の最大の敵である死に勝利してくださいました。勝利の主が共におられることを覚えて、主を見上げて、御言葉と聖霊の語りかけに聞き従い続けましょう。

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