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『再び来られる主を待ち望む』

説教:髙橋正人牧師

はじめに

今年最後の礼拝です。主の恵みに感謝しつつ、主が再び来られる時を待ち望みながら歩む幸いを見ます。

Ⅰ.主は生きて働いておられる

パウロは、テサロニケの人々の信仰を励まそうとしてテモテを遣わしました。しかし、彼はテモテの報告を聞いて、逆に慰めと励ましを受けたのです。それは、教会が信仰に堅く立っていることを通して、「主が生きて働いておられる」ことを知ったからです。

「主は生きて働いておられる」ということを知ることは、私たちクリスチャンにとって、励ますにしても励まされるにしても、極めて本質的な幸いです。また、私たちが主イエスを証しするのも、毎日の生活を通して「主は生きて働いておられる」ことを示すことです。「インマヌエル(神は私たちとともにおられ)」と呼ばれる主イエスは、私たちと共におられるお方です。主が共におられる幸いを覚えて、主の御名をほめたたえましょう。

Ⅱ.信仰と愛

テモテの報告の内容は、テサロニケ教会の「信仰と愛」ついてでした。彼らは、苦難や誘惑の中にあっても、主イエスの十字架と復活の福音に堅く立ち続けていました。また、愛については、教会内では、互いに支え合い、仕え合うものでした。さらには、教会外の人々に対しても、キリストの愛を証しする者として励んでいたのです。

この「信仰と愛」は、別々のことではありません。信仰とは、主イエス・キリストを愛することだからです。私たちを愛してやまない父なる神は、ひとり子さえも惜しまずに罪の世に遣わされ、十字架による贖いによって、信仰によって救われるという道を与えてくださいました。神の偉大な愛は、今も全ての人々に御言葉と聖霊によって語りかけられ、示され続けています。神の救いを頂いた私たちは、信仰に堅く立ち、主の愛をもって互いに愛し合って行こうではありませんか。

Ⅲ.主イエスの再臨を待ち望む

パウロはその様なテサロニケ教会の人々に対して、「信仰の不足を補いたいと、昼も夜も熱心に祈っています」(Ⅰテサロニケ3:10)と語ります。これは、テサロニケの教会の人々の愛が、不十分だからということではなく、主の再臨の時の完成の姿を望み見て語った励ましです(Ⅰテサロニケ3:13)。

私たちは、地上にあっては欠けがあり、主の再臨の時の栄光の姿から見るなら、実に不十分な者でしかありません。父なる神は、そんな欠けの多い私たち教会を愛して、「いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところ」としてくださいました(エペソ1:23)。私たちは主イエスによって救われ、キリストの体である教会とされました。そして、教会は、再び来られる主イエスの再臨を待ち望みつつ、どのような状況にあっても、喜びと感謝に溢れて歩み続ける群れです。ハレルヤ!

結 び

今年一年の主の恵みに感謝しましょう。主はどんなときにも、私たちと共にあって、永遠の命を与え、御国を目指して歩む者としてくださっています。大きな祝福の報いを用意しておられる主を仰ぎ望みながら、信仰の歩みを続けましょう。

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