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『道・真理・命』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 ヨハネ14:1-12

はじめに

本日の聖書箇所から、道、真理、命である主イエスを見てまいります。

Ⅰ.神を信じ、主イエスを信じなさいる

主イエスは、十字架を目前にして、不安と恐れに満ちている弟子たちに、「あなたがたは心を騒がしてはなりません」と語られました。主はご自身が十字架で死なれた時、弟子たちはこの世の命だけを見て、全てが終わり、絶望してしまうことを知っていたのです。それゆえ、主は「神を信じ、またわたしを信じなさい。」(ヨハネ14:1)と励ましたのです。弟子たちは、主の十字架の死後三日目に、復活の主と出会い、主の証人と変えられて行きます。

信じ得ないときにこそ、望み得ないときにこそ、主に信頼し、神の愛を信じましょう(ローマ4:18)。主は、私たちがどんな状況にあっても、心騒がせず主に信頼しているならばその力強いみ手をもって、支え、助けてくださるのです。「神である主、イスラエルの聖なる方は、こう仰せられる。『立ち返って静かにすれば、あなたがたは救われ、落ち着いて、信頼すれば、あなたがたは力を得る。』」(イザヤ30:15

Ⅱ.主の十字架による救い

主は、天の父なる神の家には、住まいがたくさんあること、そして「場所を備えに行くのです」と語られます(ヨハネ14:2)。私たちの終の棲家は、父なる神の御許である天の御国です。主は、十字架の贖いによって、私たちの罪を赦し、父なる神と私たちの間の隔ての壁を打ち壊して和解させて(エペソ2:14)、創造主である神に向かって「アバ。父よ。」(ガラテヤ4:6)と呼べるようにしてくださったのです。私たちが主と共に生きる幸いな「場所」は、すでに備えられていることを覚えましょう。

主イエスを信じる全ての者は、主の十字架の贖いによって、神の子とされ、神の民とされ、神と共にある永遠の命に生きる希望によって、地上での歩みを力強く生きる恵みを頂いています。

Ⅲ.主は道であり、真理であり、命です

主は、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです」(ヨハネ14:6)と語られました。これは、私たちが頑張ってその道から外れないように、熱心に真理を覚えて学ぶように、いのちを守るためには・・・、と自分の力で主イエスに従っていかなければならない、ということでありません。主イエスが「道・真理・命」なのですから、私たちの内に生きておられる主の霊である聖霊と共に歩むなら、「道・真理・命」に生きているということです。

キリストを信じる者の内には、キリストの霊である聖霊が住んでおられます(Ⅰコリント6:19)。聖霊はキリストを証しし、神の御言葉を思い起こさせ、理解させてくださいます。永遠の希望である父なる神の御国を目指して、日々、聖霊を求め、御言葉に堅く立って、主と共に歩み続けましょう。主イエスと共に歩むとき、父なる神のもとに導かれて行くのですから。

結 び

主イエスは、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」と語られました。主と共に歩む道は、父なる神のもとに至ります。私たちは、父なる神を見上げて、いつも主イエスとともに歩み続けてまいりましょう。

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