礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2020年礼拝メッセージ

『父なる神と等しいお方』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 ヨハネ5:19-30

はじめに

本日の聖書箇所から、主イエスは父なる神から一切の権威を与えられた神であるということについて見てまいります。

Ⅰ.主イエスは父なる神と同じことを行われる方

主イエスは、「父がなさることは何でも、子も同様に行う」(ヨハネ5:19)と語られました。主は、ご自分と神との関係を、父と子との関係で語られました。父がその子に全幅の信頼をおいてみ心を示され、子はその愛と信頼に応えて父のみ心の通りのことを行うのです(ヨハネ5:19-20)。

神のみ心は、御子によって罪人を救うことです。主は父なる神のみ心に従って、十字架の死に至るまで従いとおされました(ピリピ2:8)。神は御子の従順ゆえに「さらに大きなわざ」、すなわち御子の十字架と死からの復活を成してくださいました。主イエスを信じる全ての者は、主の十字架の救いによって神の子とされ、三位一体の神との完全な愛の交わりの中に入れて頂いたのです。主の救いを感謝して頂き、主の御名を賛美しましょう。

Ⅱ.主イエスは永遠のいのちを与える方

主イエスは、永遠のいのちを与えることができるお方です。天と地を創造された神は、主イエスに人をさばく権威と力をゆだねられました(ヨハネ5:22)。主はそれを、父なる神のみ心に従って行うと語られます。

主イエスにゆだねられている裁きとは、父なる神と、神が遣わした御子イエスを「敬う」か否かに基づいてなされます(ヨハネ5:23)。神を敬う者は、御言葉を聞いて主を信じる者で、「永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです」(ヨハネ5:24)。父なる神のみ心は、罪人が滅ぶことではなく、神の永遠の命に生きることです(ヨハネ3:16Ⅰテモテ2:4)。私たちは、父なる神の永遠のいのちへの招きに応えて、御子イエス・キリストを救い主として、心に迎え入れ、信じて共に歩み続けましょう。

Ⅲ.主イエスは死者をよみがえらせる方

主イエスは、死人をよみがえらせる権能を与えられているお方です(ヨハネ5:26)。主は、「死人が神の子の声を聞く時が来ます。今がその時です」(ヨハネ5:25)と語られます。「死人」とは、霊的に死んでいる罪人のことです。

主の十字架の贖いによって、全ての人が神の御言葉を聞いて、主イエスを信じる信仰によって、霊的な死の状態から、新しい永遠のいのちに生きる者とされるのです。主の御言葉には力があり、人を真実に生かし、主のいのちへと導いてくださいます。

私たちには、絶え間なく様々な困難や苦しみが襲ってきます。しかし、主を信じる者には主のよみがえりのいのちがあたえられていて、どんな中にあっても力強く歩み続けることができるようにされているのです。ですから、終わりの日のよみがえりを待ち望みつつ、今与えられているキリストの復活のいのちに生かされていることを感謝して前進して行きましょう。

結 び

主イエスは、父なる神と等しいお方です。主イエスと、主を遣わされた父なる神を信じる者は、永遠のいのちをいただき、さばきにあうことがなく、死からいのちに移されているのです。私たちの内には、キリストのよみがえりのいのちが息づいていることを覚えて、今週も主と共に歩み続けましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分