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『土台はキリスト』

説教:髙橋正人牧師

はじめに

本日は、キリストという揺るがない土台の上に信仰生活を築くことの幸いを見ます。

Ⅰ.土台とはイエス・キリスト

パウロは、問題が起きて分裂しそうになっていたコリント教会に、建物を建てるときのたとえを用いて教えます。この「建物」とは、キリストの教会であり、教会に連なる神の聖徒たちのことです。彼は、信仰の土台は人ではなく、キリストであることを教えて、その土台に信仰生活を築き上げるべきことを示しました。

教会は、主の十字架の贖いによって罪を赦され、神の民とされて永遠の御国を目指して歩み続ける者たちによる共同体です。キリスト者ひとり一人が、キリストという土台にしっかりと立つことによって教会が建てあげられるのです。また、教会の土台であるキリストは、私たちの人生の土台でもあります。教会の祝福はひとり一人の祝福であり、ひとり一人の祝福は教会の祝福にもなるのです。キリストという土台に、人生を築き上げて行きましょう。

Ⅱ.土台の上にどのように建てるのか

パウロは、十字架のキリストという土台の上に、どのような材料で建物を建てるのか注意しなさいと教えます(Ⅰコリント3:10)。それは、各々が建てた信仰の建物により、主イエスが再臨される「その日」に、「火」によって「各人の働きの真価」がためされるからです(Ⅰコリント3:12-15)。

私たちが教会を、また自分の人生を建て上げていく時に、どんな素材を用いて建てるかが問われます。毎日の生活の中で、また人生の岐路にあって、何を基にして選択しているでしょうか。私たちは主を第一とすること、信仰によって歩むことを優先させようではありませんか(マタイ6:33)。主を第一に選ぶとき、主は祝福と恵みをもって導いてくださいます。「主に信頼する人々はシオンの山のようだ。ゆるぐことなく、とこしえにながらえる。」(詩篇125:1

Ⅲ.「その日」を目指して

聖書は、キリストを土台とした建物の中には、聖霊が宿っていると教えています。つまり、教会と聖徒たちひとり一人は、「神殿」なのです(Ⅰコリント3:16)。主イエスの十字架によって救いをいただいた私たちは、キリストと共に十字架で罪に死んで、主をよみがえらせた新しいキリストの命に生きる者とされたのです(ガラテヤ2:20)。すべてのキリスト者の内には、復活のキリストが生きておられるのです。

私たちは、主の救いの恵みに感謝して、キリストに似る者となるようにされているのですから、日々主と共に歩み、神に建て上げられ続けて行きましょう。主イエスが再臨され神の御前に立つ「その日」に、主から「よくやった。良い忠実なしもべだ」と喜んでくださる生き方をさせていただこうではありませんか。

結 び

父なる神は、御子イエスの十字架の贖いによって、誰でも信仰によって救われるという土台を据えてくださいました。私たちはこのキリストという土台の上にしっかりと立って、神に喜ばれる建物を、また自分の人生を築き上げて行きましょう。

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