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『信仰による神の民』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 ガラテヤ3:1-14

はじめに

全てのキリスト者は、主イエスを信じる信仰によって神の民とされました。この恵みの事実はいかなることによっても変わることはありません。救いの恵みに感謝して、今週も主と共に歩み続けましょう。

Ⅰ.信仰によってのみ救われる

ガラテヤ教会に、信仰によって救われるということに加えて、律法の行いも必要だという教えが入って混乱が起こっていました。パウロは、人が義と認められるのは信仰によるのであって、律法の行ないによるのではないと教えます(ガラテヤ3:1-6)。

父なる神は、御子イエスの十字架の贖いによって、全ての人が救われる道を備えてくださいました。だれでも、主イエスを信じる者は、信仰によって救われるのです。これは、神の一方的な恵みによることです(エペソ2:5)。恵みの時に、主イエスを救い主として心に迎え入れましょう。「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です。」(Ⅱコリント6:2

Ⅱ.神の愛に生きることは律法を全うする

パウロは、律法の行いによって救いを得ると主張する者たちに対して、律法の下には「のろい」しかないと語ります(ガラテヤ3:10)。律法自体は、神が与えた良いものです(マタイ5:17)が、人にはそれを完全に行う力はないのです。

しかし、主イエスは私たちのために、「のろわれたものとなって、律法ののろいから贖い出してくださいました」(ガラテヤ3:13)。主イエスの十字架の贖いによって、私たちは信仰によって救いを頂き、信仰によって生きる者とされました(ガラテヤ3:11ハバクク2:4)。律法は、人に罪を教えキリストへと導く「養育係」の働きをするのです(ガラテヤ3:24)。

神の愛による救いを頂いた私たちは、その愛に応えて生きる者とされたのです。神の愛に生かされていることを感謝し、その愛を追い求め、それを行う者とさせて頂きましょう。神の愛は、律法を全うするのですから(ローマ13:10)。

Ⅲ.神の民とされたことをもって

私たちは、ガラテヤ教会のクリスチャンたちと同じように、もともと異邦人であり、神の民ではありませんでした。しかし、主イエスが全ての罪人の身代わりに「木(十字架)にかけられ」、「のろわれたもの」となってくださったことによって、「アブラハムの子孫」、「神の民」とされました。

主イエスを信じる信仰によって神の前に「義なるもの」とされた私たちは、約束の「御霊を受け」、御国の民として生きる者とされました。この時代に、偉大な神の祝福を受けていることをもう一度覚えて、主イエスを信じる信仰に堅く立ち続けて、力強く主イエスとその救いを証しして行きましょう。

結 び

私たちは、キリストを信じる信仰によって、神の民とされ、その祝福の中に入れられました。不安や恐れが迫ってくる日々であっても、神の祝福の中に生かされていることを覚え、御言葉と御霊に導かれて主に信頼して歩み続け、主の救いの恵みを証しして行きましょう。

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