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『主は生きておられます』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 Ⅱ列王記4:18-37

はじめに

本日は、預言者エリシャとシュネムの女の信仰を通して現された、主の御業を見てまいります。

Ⅰ.主にできる精一杯のことをする幸い

エリシャは、度々訪れるシュネムという町で、一人の裕福な婦人と出会います。この婦人は、主の前に敬虔な人で、エリシャを神の聖なる人であると知って、彼のために特別な部屋を用意するほどでした(Ⅱ列王記4:9-13)。この婦人は、主に対して今できることを行ったのです。それゆえに、彼女は主によって、当時の社会において女性としての最大の報いを頂く祝福をいただいたのです。

今日、私たちは主イエスの十字架の救いという偉大な恵みと祝福を頂いています。主なる神の愛の内にあることを覚えて、「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使徒20:35)との御言葉を行ってまいりましょう。

Ⅱ.主といつも交わる霊的場所

シュネムの婦人に与えられた子が大きくなった時、その子は母親のひざの上で休んでいましたが、ついに死んでしまいます(Ⅱ列王記4:18-20)。この時、婦人は取り乱さずに、まず神の人エリシャのもとに急ぎました。そして、エリシャに「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたを離しません。」(Ⅱ列王記4:30)と、主への信頼を告白したのです(Ⅱ列王記4:27-30)。

シュネムの婦人は、普段から主との交わりに生きる霊的な場所を設けていいました。ですから、突然襲ってきた試練の中で、まず主の前である神の人エリシャのところに急いだのです。私たちは、いつも主との交わりの場所を設けるべきです。私たちにとっての最善の場所は、主イエスとの交わりです。主に祈り、御言葉に聞き従う歩み続けるために、主といつも交わりを持つ時と場所を設けましょう。

Ⅲ.与えられた賜物を注ぎ出す

エリシャがシュネムに着いた時、子どもは死んでいました。主は、その子を生き返らせるために、エリシャの真実な執り成しの祈りを必要とされました。彼は密室の中で、子どもに覆いかぶさりながら祈り、神に願いました(Ⅱ列王記4:33-34)。聖霊が注がれていた預言者エリシャは、その聖霊の力によって、与えられていた力の全てを子に注ぎ出したのです。エリシャの祈りと願いは聞かれました。

私たちは、主イエスの十字架の贖いによって、すでに聖霊が内に居られます。聖霊に押し出されて、与えられた賜物を用いて、家族や隣人たちの救いのために執り成し、主イエスを証しする者とさせて頂きましょう。あなたでなければ主イエスを証しできない人々が大勢いるのですから、全身全霊をもって主の使命を果たさせて頂きましょう。

結 び

エリシャは、神の霊を注がれた預言者でした。彼は、主によって子どもをよみがえらせました。主イエスの救いを頂いた私たちの内には、聖霊が住まわれています。私たちも、エリシャのように、主イエスを知らない人々に、全身全霊をもって今も生きていて永遠の命を与えてくださるキリストを宣べ伝えましょう。

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