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『神を畏れる生活』

説教:髙橋 正人師
聖書箇所 Ⅰペテロ1:13-21

はじめに

本日は、主を畏れて生きる幸いについてみてまいります。

Ⅰ.神を畏れて生きる

ペテロは、試練の中にある人たちに、神を「恐れかしこんで過ごしなさい」と勧めます(Ⅰペテロ1:17)。ここで、「恐れる」とは恐怖ではなく、畏れ慎むこと、神に対する敬虔な姿勢のことです。聖書に「主を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟りである。」(箴言9:10)とある通り、主を畏れることからあらゆる祝福が始まります。神を畏れる生活とは、神を神として礼拝することにより、祝福の中を歩む生活と言い換えることができます。

私たちが、主を畏れて生活し、あらゆる善きものをいただけるようにと、父なる神はひとり子イエスを与えてくださいました。主の十字架の贖いによって、「先祖伝来の空しい生き方」から解放されて、真の神を「父」と呼ぶことを許されたことを感謝しようではありませんか。

Ⅱ.救い主イエスを畏れる

罪人である私たちは、主の前で「それぞれのわざに従って公平にさばかれる」べき者でした。しかし、父なる神は、私たちが受けるべき裁きを、御子イエスに負わせ、十字架にかけてくださいました。主イエスを信じる者は、だれでも罪赦され、救いを頂けるのです。

主イエスだけが、人の罪を赦す権威を持つお方であることをおぼえる時(使徒4:12)、私たちは主の偉大な救いの御業を覚えて、主を賛美すると共に、主を畏れるのです。まことの救い主イエスにより、それまでの空しい生活を送る者から、神を畏れる者へと贖い出されたことを覚えて、主の御名をほめたたえましょう。

Ⅲ.主を畏れて待ち望む

聖書は、「あなたがたが地上にしばらくとどまっている間の時を、恐れかしこんで過ごしなさい。」(Ⅰペテロ1:17)と勧めています。私たちは、いつまでもこの地上に住む者ではありません。やがてこの地上での歩みを終えて、神の御国へと移されるのです。

私たちは主がいつ来られても良いように「心を引き締め、身を慎み、イエス・キリストの現れのときあなたがたにもたらされる恵みを、ひたすら待ち望み」(Ⅰペテロ1:13)ましょう。主は正しくさばかれる方ですから、その主を畏れかしこんで主の良き業に励みましょう。主にある労苦には必ず報いが伴うのですから、日々主に信頼して歩み続けましょう。

結 び

父なる神は、御子イエスの十字架の贖いによって、聖徒をそれまでの空しい生活を送る者から、神を畏れる者へと贖い出してくださいました。私たちは、確かな救いの道に導かれたのですから、主をほめたたえ、感謝をもって、キリストのものとされた恵みの中を歩み続けてまいりましょう。

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