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『助け主なる聖霊葉』

説教:髙橋 正人師
聖書箇所 ヨハネ14:16-26

はじめに

本日は、主イエスが十字架を目前にして語られた訣別説教から、助け主である聖霊について見てまいります。

Ⅰ.聖霊はもうひとりの助け主

聖霊は、主イエスの訣別説教の中心的な主題の一つです。主が去った後は、父なる神が「もうひとりの助け主」である聖霊を与えてくださって、地上を歩む弟子たちや主の聖徒たちと共に居て助け、励まし、導いて下さいます。

聖霊は三位一体の神です。神である助け主、聖霊は、聖徒たちにすべてのことを教え、また、主が語られたことのすべてのことを思い起こさせてくださいます(ヨハネ14:26)。助け主である聖霊を心に迎え入れ、聖霊との親しい交わりに生きる幸いの中を歩む者とさせて頂いたことを感謝しましょう。

Ⅱ.聖霊は主イエス・キリストを証しするお方

全ての聖徒は、聖霊によって主イエスを知り(Ⅰコリント12:3)、罪から解き放たれて主の復活の命に生きる者とされました。また、主は聖徒たちに、主の救いの恵みを人々に証しする使命を与えてくださり(ヨハネ15:16)、そのために聖霊を与えてくださいました。主の弟子たちは、ペンテコステの日に聖霊を頂いてから、それまでとは一転して、大胆に主イエスとその救いを宣べ伝え始めました。

聖霊は、弟子たちに神のみ心を教え(ヨハネ3:16)、キリストを証しする力を与えてくださいます(使徒1:8)。今も変わらない主は、私たちを「世界の光」、「世の塩」として用いてくださいます。聖霊によって変えられた弟子たちのように、聖霊を心に迎え入れて主イエスを深く知る者とさせて頂きましょう。

Ⅲ.聖霊に押し出されて主イエスを証しする

主イエスが間もなく去って行くことを知った弟子たちは、悲しみや不安を覚え、いつまでも一緒に居てくださることを願いました。しかし、主はご自身が去って行くことは彼らにとって益であり、去って行くことで助け主が遣わされるという真実を語られます(ヨハネ16:7)。

人としての主イエスは、時間や空間などの肉体的な制限を受けました。しかし、聖霊はそれらの制限を受けることなく、どこでも誰にでも、神の恵みを与えることができます。今は聖霊の働きによって、主イエスがこの地上を歩まれていた時以上に、多くの人々に福音が宣べ伝えられ続けています(ヨハネ14:12)。また、私たちは聖霊によって、主イエスが共にいて、父なる神に直接祈り願うことが許されています(ヨハネ16:15)。主イエスの約束された、もうひとりの助け主である聖霊の恵みを頂き、主イエスとその救いの恵みを大胆に証しさせて頂きましょう。

結 び

主イエスは、決別説教において、助け主である聖霊を与える約束をしてくださいました。聖霊はいつの時代でも、あらゆる民族の枠を超えて、主を信じる全ての者と共に居てくださいます。そして、私たちにすべてのことを教え、主が語られたすべてのことを思い起こさせてくださり、主イエスを実体験させてくださいます。この聖霊をもう一度、心に迎え入れましょう。

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