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『神を愛し、恐れ、神に仕えよ』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 申命記10:12-22

はじめに

本日の聖書箇所から、主の愛に応えることには、主の幸いを頂くことであるということを見てまいります。

Ⅰ.主が私たちに求めておられること

主はモーセを通して、約束の地を前にしているイスラエルの民に、主が「今」求めておられることを語ります。それは、民が「しあわせ」になること、すなわち主の幸いを得ることです(申命記10:13)。

イスラエルの民の一つの使命は、約束の地カナンに導かれ、そこに生きて幸いを得ることでした。それは、全ての民が、約束の地で主と共に生き、主の祝福を頂いている民を見て、主の御名をほめたたえるためでした。

イスラエルに与えられた幸いになるという使命は、今日の教会にも与えられています。私たちは、御子イエスの十字架の贖いによって罪に死んで、キリストをよみがえらせた新しい命に生かされ、主と共に歩む幸いを頂きました(ガラテヤ2:20)。主に生かされ、主と共に生きることの幸いを、人々に証しさせて頂きましょう(マタイ5:13-14)。

Ⅱ.今日のクリスチャンに与えられた使命

主なる神は、イスラエルの民が主の幸いを頂くために必要なことを教えます。それは、主を恐れ、主のすべての道に歩み、主を愛し、心を尽くし、精神を尽くして主に仕え、主の命令と主のおきてとを守ることです(申命記10:12-13)。人は、自分に今何が必要なのかということを第一に考えます。しかし、主を信じる者は、主なる神が「今」自分に何を求め、何をさせようとしておられるのかを知って、それに応答していくのです。主を愛し、そのみ心を第一に求めましょう(マタイ6:33)。

イスラエルの民の信仰は、約束の地に入ったことで完成したわけではありませんでした。土地を獲得するための戦いがあり、何よりも主に信頼し続けるための霊的戦いがありました。今日の私たちにも、様々な信仰の戦いがあります。しかし、万軍の主イエスは、私たちの最大の敵である死に勝利してくださいました。私たちに与えられた使命は、「わたしはすでに世に勝ったのです」(ヨハネ16:33)と勝利宣言をされている主イエスを仰ぎ見て、勝利を確信して前進し続けることです(ヘブル12:2)。ハレルヤ!

Ⅲ.主を愛し、主に仕える

主なる神は、万物の創造者です(申命記10:14)。主こそが、全ての命と善きものの根源なるお方です。人は主と共にあってのみ、真の命と幸いを頂くのです。主はこの幸いを与えるために、愛をもってイスラエルを選ばれました(申命記10:15)。民は、主の愛に愛をもって応えることを求められたのです。

主の全ての人を救いたいという熱き願いは、御子イエスの十字架に示されました(ヨハネ3:16)。「神がまず私たちを愛してくださったから」、私たちは神を愛し、新しく神と共に生きる者とされたのです(Ⅰヨハネ4:19)。私たちは、「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、神である主を愛」し、主に仕えてまいりましょう。

結 び

主は、私たちが主の幸いを得ることをみ心としておられます。あらゆる善きものの源である主と共にあるなら、人は主から溢れるばかりの幸いを頂くのです。主と共に歩むとは、私たちを愛してやまない主に「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして」愛することであることを覚えましょう。

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