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『詩篇23篇に見る聖霊の恵み』

説教:山城晴夫 名誉牧師
聖書箇所 詩篇23:1-6

詩篇23篇に見る聖霊の恵み

ダビデは少年時代にはベツレヘムで父の羊を飼い、やがて油注がれて、イスラエルの王となるが、それまでにサウル王から命を狙われて荒野をさすらって苦難を味わう。それらの経験から生まれた彼の詩篇は味わいがあり、今も多くの人々の共感を得、愛されている。中でも特にこの詩篇は人々の愛唱の詩となって読まれている。

23篇を読むためには前後の詩をともに読むことによって理解を深めることが出来る。22篇には受難のキリスト、23篇は復活のキリスト、24篇には王なるキリストが歌われ、キリストの過去、現在、未来が歌い出されている。

詩篇23篇には聖霊の内住と充満のふたつの恵みが歌われ、キリストを信じるものが受ける恵みを読む。キリストがうちにおられることによって、乏しいこともなく、迷うこともなく、恐れることもない。(詩篇23:1-4)ヨハネは羊飼いと羊の関係を記してよい羊飼いの姿を知る、導く、守る、与える、愛する(いのちを捨てる)と言っている。

そして主は油を注ぎ、杯は溢れる(詩篇23:5,6)とうたっている。これは信じるものが受ける聖霊のバプテスマについて歌ったもので、聖霊の内住と充満はキリストを信じるものに与えられる神の約束であり、恵みである。

神召教会はカール・F・ジュルゲンセン師によって日本にもたらされた宣教の実として建てられたペンテコステ教会である。来年は90周年を迎えようとしているこのとき、改めてその責任の大きさを覚えると同時に神が新しいことをなされることを期待しつつ、主の前に出るものである。一番、恐れることは歴史と伝統の上に安座して何もしないことである。

世界がますます、混乱と暗黒に進んでいるこの時代に、さらに福音宣教に励み、更なる神の栄光を拝するように祈りつつ前進しよう。

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