『一致と一体』
はじめに
聖書を見ますと「一つ」という言葉がたくさんあります。例えば有名な「まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。」(マタイ18:19)もその一つです。また、夫婦に見られる「一体」という言葉もあります。一致と並べて見てみたいと思います。
Ⅰ.一つ、一体、一致
A.一つであるもの
「からだは一つ、御霊は一つです。あなたがたが召されたとき、召しのもたらした望みが一つであったのと同じです。主は一つ、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父なる神は一つです。」(エペソ4:4-6)
A.一つであるもの
「それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。」(創世記2:24)があります。そして、「ふたりは一体となるのです。それで、もはやふたりではなく、ひとりなのです。」(マルコ10:8)
C.家庭は助け合う
Ⅱ.外側の一致に努力するが
A.人間は不一致な性格を持っている
「賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。泉が甘い水と苦い水を同じ穴からわき上がらせるというようなことがあるでしょうか。」(ヤコブ3:10-11)
B.クリスチャンの品性が問われる
C.外側の一体感を超えるもの
「信じた者の群れは、心と思いを一つにして、だれひとりその持ち物を自分のものと言わず、すべてを共有にしていた。」(使徒4:32)
Ⅲ.内側にこそ大事なものがある
A.見えないところに
「私たちは、見えるものにではなく、見えないものにこそ目を留めます。見えるものは一時的であり、見えないものはいつまでも続くからです」(Ⅱコリント4:18)
B.見えない神が共にいる
見えない神「聖霊」が私たちの内側におられます。教会はイエス様の花嫁としてイエス様と一体です。この奇跡を神様は行ってくださったのです。私たちは一方的に愛されています。
まとめ
教会はイエス様と一体とされているのです。神に心変わりはありませんから、常に神に従うなら一致が得られるのです。