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『キリストはよみがえられた』

説教:髙橋正人 牧師

はじめに

主イエス・キリストの復活を心から賛美し、主の御名をほめたたえます。本日のイースター礼拝において、主イエスを信じる者は、主イエスと同じように復活させていただくという約束について、御一緒に見てまいります。

1.主イエスの復活は、信者の復活の保証である

主イエスを信じた者の復活は、「私があなたがたに最もたいせつなこととして伝えたのは」(Ⅰコリント15:3)とある通り、キリスト者にとって極めて重要な主の約束です。パウロは、死者の復活について、最初に主イエスが聖書に書いてある通りに私たちの罪のために十字架で死んでくださったことを述べ、三日目によみがえられたという事実を語ります。次に、復活された主は、ケパ(ペテロ)をはじめとして十二弟子や五百人以上の兄弟たちに現れてくださったことを述べます(Ⅰコリント15:3-6)。

さらに、パウロは「キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、あなたがたの信仰も実質のないものになるのです」(Ⅰコリント15:14)と語ります。これによって、キリストの復活と私たちクリスチャンの復活とは切り離すことができないものであることを強調します。すなわち、父なる神がキリスト者たちを復活させるという約束の証明として、主イエスを復活させてくださったということです。主イエスの復活は、全クリスチャンの復活の先駆けであり、約束と保証です。主イエスが死者の中から復活されたということは、紛れもない事実であり、大きな希望です。ハレルヤ!

2.キリストの復活を宣べ伝えよう

パウロは、自分が宣べ伝えている死人の復活という福音は、彼が発見したり考え出したものではなく、先輩の信仰者から伝えられ、受け取ったものだと述べます(Ⅰコリント15:3)。パウロ自身が、この福音によって、それまでの生き方を全く変えられました。彼はそれまで、クリスチャンたちを迫害していましたが、復活の主に出会い、主イエスが救い主であることを知ったのです(使徒9章、22章)。コリントのクリスチャンたちは、そのパウロが伝えた福音を聞いて主イエスを信じたのです。主の福音は、時代を超えて、人から人へと宣べ伝え続けられてきました。それから約二千年後、日本に生きる私たちにも伝えられ、私たちはクリスチャンとされたのです。私たちは、人間の究極的な敵であり、恐れである「死」に勝利された主イエス・キリストを信じる信仰によって、罪を赦され、永遠の命を約束されていることを感謝しましょう。

また、私たちは、福音が語られ続けていくことの大切さを、深く覚えるべきです。福音を語る者がいなくては、主イエスの救いに与るどころか、福音を聞くことさえできないのです(ローマ10:15)。教会は、神の御言葉を宣べ伝えるという使命が与えられています。私たちは、自分たちが頂いたキリストの十字架の贖いを語り伝え、また、信仰を次世代に継承をしてまいりましょう。

まとめ

主イエスの復活は、あらゆる時代に生きる人々の生き方をも変えてしまうほどの、決定的な歴史的事実です。また、キリストの復活は、私たちの将来に、消えることのない力強く大きな望みをもたらす力です。私たちは、「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」(ヨハネ11:25)と宣言された主イエス・キリストを信じ、復活の偉大な望みをもって信仰生活を全うさせていただきましょう。

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