礼拝説教

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『優れた捧げもの』

説教:細井 眞 師
聖書箇所 ヘブル11:4

はじめに

駐車管理会社のリパークと契約を結んで、駐車場の管理を請け負ってもらっている。車が駐車し、お金を払い、管理会社を経由して地主に契約したお金を収めることになる。これが滞ると、地主は管理会社に対してクレームをつけ、さらに様々な理由をつけて延滞したり、不払いとなるならば、契約を打ち切り他の駐車管理会社を捜し、そこと契約することになる。

① 全てのものは神さまが創造されたものなので、全てものは神さまが所有している

『これを聞いた人々はみな、心を一つにして、神に向かい、声を上げて言った。「主よ。あなたは天と地と海とその中のすべてのものを造られた方です。」』 使徒4章24節 『というのは、すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。』 ローマ書11章36節 神さまが地の全てのものの創造者であり、所有者であるとすると、私たちは様々なものを所有しているが、実はそれら所有しているものも元をただせば、神さまが所有しているものであったことが分かる。

② 収穫を得たならば、最良のものを最初に持っていく

私たちが労して得たものであっても、神さまが得させてくださったものである。故に私たちはまず、神さまに感謝し、捧げよう。 『人は、その妻エバを知った。彼女はみごもってカインを産み、「私は、主によってひとりの男子を得た。」と言った。 彼女は、それからまた、弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。 ある時期になって、カインは、地の作物から主へのささげ物を持って来た。 また、アベルは彼の羊の初子の中から、それも最良のものを、それも自分自身で、持って来た。主は、アベルとそのささげ物とに目を留められた。』 創世記4章1~4節 私たちは収穫の最良のものを最初に清め分かち、主の御前に携えて来て、主に対する心からの感謝を表すなら、主はこれに目を留められる。

③ 自分勝手に使うのではなく、神さまに聞きつつ用いるとき、主はこれを祝福される

あなたに与えられたものを神さまの業のためにさらに用いる時、神はこれをさらに祝福して豊かにされる。与えられているタラントの全てを聖霊さまに聞きつつ用いるものとなろう。 『その主人は彼に言った。「よくやった。良い忠実なしもべだ。あなたは、わずかな物に忠実だったから、私はあなたにたくさんの物を任せよう。主人の喜びをともに喜んでくれ。」』 マタイ25章21節

結び

優れた捧げものを主にお捧げすることを通して、一人一人から主の祝福が流れ、神さまの御国がさらに拡大されるように。

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