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『新しい時に備えよ』

説教:高橋正人 牧師
聖書箇所 ルカ24:36-53

緒 論:

ルカ福音書第24章は、主イエスが復活された日に起こった出来事を記しています。その一日の出来事の終わりに、主イエスは、弟子たちに聖霊を受けるまでは都にとどまっているように語られました。今朝は、主イエスが語られた父なる神の約束について見てまいります。

Ⅰ.主は私たちの心を開かれる

  • 主イエスは、弟子たちを福音宣教に遣わすために、弟子たちの心を開き、聖書を悟れるようにしてくださいました(ルカ24:45)。 主のみ言葉を宣べ伝える者は、主イエスの十字架の贖いを信じる神の救いの証人(ルカ24:46-48)でなければなりません。
  • 私たちは、力強いキリストの証人となるために、聖霊によって心開かれ、み言葉を真に悟る必要があります。「みことばの戸が開くと、光が差し込み、わきまえのない者に悟りを与えます。」(詩篇119:130)。私たちは、いつもみ言葉によって心を照らされ、主の証人として光を現して行きましょう。

Ⅱ.上から力を着せられる

  • 弟子たちは、主イエスを信じていましたが、彼らが主イエスの復活の証人として地の果てまでも出て行くためには、上から力を着せられる必要がありました。「わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい」(ルカ24:49)。福音宣教は、人の力ではなく、上からの力、聖霊の力によって前進し完成する働きです。
  • 私たちも約束の聖霊を着せられた時、聖霊が私たちを用いて、私たちを通して主の証をさせてくださいます。聖霊に寄り頼みましょう。もし聖霊以外の力を着ているのだとしたら、それらを脱ぎ捨てなければなりません。

Ⅲ.全ての人に聖霊が注がれるという約束

  • 主イエスを信じた者は誰でも、求めるなら聖霊が与えられると約束されています(ルカ11:13)。このことは、旧約聖書の時代から預言されていました。「その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ」(ヨエル2:28)。
  • 約束の聖霊がペンテコステの日に注がれた時から、新しい教会時代が始まっています。私たちは今、この新しい恵みの時代に生かされている者です。約束された聖霊が私たちの内に住んでくださっているのですから、主が私たちと共におられるという幸いを感謝し、御霊を消すことをせず(Ⅰテサロニケ5:19)、いつも御霊に満たされ(エペソ5:18)続けましょう。

結 論:

  • 聖霊を受けた弟子たちは、キリストの証人として地の果てまでも福音を宣べ伝えました。聖霊は求める者全てに与えられる、神の大いなる恵みです。私たちもこの聖霊のバプテスマという恵みに与らせて頂き、主イエスの証人として聖霊によって押し出され、主の働き人とさせていただきましょう。
  • 神の約束に立つクリスチャンの態度は、輝きに満ちた喜び、神への不断の礼拝に現れます。「イエスは、彼らをベタニヤまで連れて行き、手を上げて祝福された。そして祝福しながら、彼らから離れて行かれた。彼らは、非常な喜びを抱いてエルサレムに帰り、いつも宮にいて神をほめたたえていた。」(ルカ24:50-53)主の祝福が、常に私たちと共にあるというのはなんと幸いでしょうか。
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