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『神に呼ばれた者たち』

説教:高橋正人 牧師
聖書箇所 マルコ1:14-20

緒 論:

主イエスは、神の御業を行うにあたり、最初に4人の弟子たちをお選びになりました。その後、主の弟子の群れはどんどん増えて行きました。主は弟子たちを召し出されたように、私たちも御国の働きのために呼んでくださっています。今朝、その主の呼びかけに応えて行きましょう。

Ⅰ.神の国は働き人を必要としている

  • マルコ福音書における主イエスの第一声は、「時が満ち、神の国は近くなった。悔い改めて福音を信じなさい。」(マルコ1:15)でした。その次の言葉が「わたしについて来なさい」(マルコ1:17) です。主イエスは神の働きをひとりで行なわれるのではなく、まず、ご自身の働きを一緒にする者たちを弟子として召し出されました。神の国の拡大のために、働き人が必要であるということを主はよくご存じだったのです。
  • 主イエスは、最初に4人の弟子を呼ばれました。聖書は、なぜ主が彼らを召し出されたのか理由を記していません。しかし、主イエスは、人間の目では分からない弟子たちの可能性を神の目で「ご覧になった」(マルコ1:16)のでした。この主の眼差しは、私たち一人一人にも注がれています。罪の中にあった私たちを、主は見出してくださり、主の働きのためにご自分のものとしてくださいました。私たちには理由はわからなくても、主が私たちを選んでくださったのです。
  • 全てのクリスチャンは、主イエスに召し出された者です。主イエスは、今日も主に従う者を求めておられます。主は私たちを呼んで、主の栄光と恵みの働きのために招いてくださっています。主の招きに応え、主の栄光を拝させていただきましょう。主があなたを選んでくださったからには、最後まで責任をもって導き、使命を完成してくださることを覚えましょう。

Ⅱ.神の国の働き人に求められていることは

  • 主が私たちを選ばれたのは、その人でなければ結ぶことのできない実を結ばせ、その実がいつまでも残るためです(ヨハネ15:16)。主は「私について来なさい」と弟子たちを招かれました。私たちが神の国にあって実を結ぶために、最も重要なことは主イエスから 離れずに従い続けるということです。主イエスから離れては、私たちは何もすることはできません(ヨハネ15:4-5)。
  • 主イエスについて行くという歩みを、信仰者は生涯かけて続けなければなりません。主に従うと言うことは、主のそば近くで主を日々に知るということでもあります。私たちは、昨日より今日、今日より明日と、主を知ることにおいて成長しなければなりません。信仰が成長していくと、主イエスが私に何をしてくださるかということよりも、主イエスご自身を知ることに喜びを見出すようになります。主を深く知るとき、私たちはキリストに似るものとして成長し、ますます豊かな実を結ぶ者とされます。

結 論:

  • 私たちが救われたのは、ただ主の憐れみと恵みによることで、私たちの側に優れた何かがあったからではありません。主が私たちを選んでくださったからには、一人一人が現すことができる主の働きがあることを覚えましょう。今できることが、いかに他の人の目には小さく見たとしても、主の目には尊い、偉大なことであるということを覚え、忠実に励んでまいりましょう。
  • 主イエスに選ばれた弟子たちは、弱さも欠点もあり、失敗も多くありましたが、主の愛に押し出されて福音を宣べ伝えて行きました。私たちにもこの使命が与えられています。あなたが福音を語るのを待っている人々がいます。時が良くても悪くても、み言葉を語り続けましょう(Ⅱテモテ4:2)。
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