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『豊かな実を結ぶ』

説教:田村敬子 伝道師
聖書箇所 ヨハネ15:1-17

1.主の選びと任命

「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ。」 主の選びは不思議だ。どうして私が救われたのだろうか?このように考えたことがある方は少なくないはずだ。私たちは何かを選ぶ時、少しでも自分に都合のよいもの、便利なものを選ぶ。では、主は私たちをどんな基準で選んでくださったのだろうか。 主の「選び」の基準は、私たち人間の基準とはまったく違う。しかし、たとえ私たちが理解できなくても、全てを知り、全てを治めておられる主が「あなたを愛している、あなたが必要だ!」と選んでくださった。 誰が何と言おうと「わたしがあなたを選んだ!」と言ってくださる主の「選び」は決して変わることがない。 神の賜物と召命とは変わることがありません。 ローマ11:29 もし、わたしたちが、主を選んだのであれば、少し都合が悪くなると、気持ちが変わることがあるかもしれない。私たちが自分で「神」を選んだとしたら、「選び間違い」とか「勘違い」もあるかもしれない。しかし、神に間違いや勘違いはない。「あなたを選んだのはわたしだ。」と今日も力強く、やさしく語りかけてくださる主に答える者となろう。

2.主の命令と約束

4節 ぶどうの枝が、木につながっていなければ、自分では実を結ぶことができないように、あなたがたも、わたしにつながっていなければ、実を結ぶことができない。5節 わたしを離れては、あなたがたは何もできない。 だから!「わたしにとどまりなさい」と主は言われる。 たとえ形だけ立派であったとしても、主につながっていなければ、私たちの魂はあっという間に枯れてしまう。 同時に、主につながっているのであれば、「豊かに実を結ぶ」と、約束されている。それは、どうにかこうにか、1個か2個の実を結ぶのではなく、豊かに、たくさんの実を結ぶという、聖書の確かな約束だ。 豊かな実を結ぶための、たったひとつの方法は「主につながっている」ということなのだ。 今日も明日も、主にしっかりとつながり、主の愛のうちにとどまり、みことばを心に宿らせて生きる者とならせていただこう。日々、主の召しと「主の選び」をへりくだって、確認し続けていく者となろう。

3.互いに愛し合いなさい

最後に「互いに愛し合いなさい」という主からの戒めについて確認したい。 わたしたちがキリストの中にとどまり、キリストがわたしたちにとどまってくださるならば、その中心に流れているものは「愛」である。13節に「人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」とある。主は私たちのために命を捨ててくださった。私たちがまだ、そっぽを向いている時に、すでに「友」と呼び、あなたの身代わりに死んでくださったのだ。 14-15節「わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行なうなら、あなたがたはわたしの友です。わたしはもはや、あなたがたをしもべとは呼びません。しもべは主人のすることを知らないからです。わたしはあなたがたを友と呼びました。なぜなら父から聞いたことをみな、あなたがたに知らせたからです。」 キリストは、すでに私たちに本物の愛を教えてくださっている。私たちが振り向くか振り向かないかもわからないずっと前からあなたに「本当の愛」を与えてくださている。 さあ、すでに命を与えられた私たちはどうしますか?キリストの「友」であれば、わたしたちは主にあって、互いに愛し合うべきだ。神は私たちが愛し合うという実を豊かに結ぶために選び、任命してくださっている。キリストの愛の戒めに答える者となろう。大きな愛を受け、あなたの出来る、小さな愛から実践していく者となっていこう。

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