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感謝、感謝、感謝

説教:高橋正人 牧師
聖書箇所 コロサイ3:12-17

はじめに

今年最後の主日礼拝となりました。この一年、皆さんにとって、さまざまなことがあったことと思いますが、ここまで守られ恵みを受けたことを主に感謝しましょう。今朝は、主に感謝することを一緒に見てまいります。

Ⅰ.クリスチャンとは「感謝の心を持つ人」

パウロは、キリストを信じる者は、主イエスの十字架の贖いによって、新しい命に生かされているといいます。それを「古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着た」(コロサイ3:9-10)という譬えで表します。キリストを「着た」者は、主に対して全てのことに感謝の心をもって生活するようになります。感謝は、主を信じる者たちの特徴の一つです。心に神への感謝の心を持つ人は、どんな状況においても主が共に歩んでくださることを知っている人です。そのような人の歩みは、決して揺るがされません。

Ⅱ.「感謝にあふれる」

この感謝は、決して人間的な力で無理やり生み出すものではありません。感謝は、主イエスが私たちの内に住んでくださることによって、心の底から豊かに湧きだしてくるのです。聖霊と御言葉による教えや訓戒がなされることで、主イエスの品性が私たちのうちに築かれます。それによって、私たちは主イエスの恵みと愛を知り、ますます神に感謝せずにはいられなくなります。主の恵みと愛を知った私たちは、「詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって」(コロサイ3:16)神に感謝を捧げましょう。感謝にあふれた私たちの賛美を、主は喜んでくださいます。

Ⅲ.「神に感謝せよ」

私たちが主イエスの十字架の贖いによって、新しい人として生かされていることを知るならば、感謝の心は自然に湧いてきますし、神の恵みから離れては今の喜びの生活がないということ知るなら、「父なる神に感謝」せざるを得なくなるのは当然のことです。主を信じ続けると、私たちの心は感謝に溢れ、イエスを主とし、イエスに心から信頼し、従うことが無上の喜びになります。これが、信仰生活の極意と言えます。神への感謝は、兄弟姉妹に対する愛にも反映されるものです。もし、他の人に対する不満、赦しあわないこと(コロサイ3:13)などが私たちのうちにあるなら、感謝は奪い取られてしまいます。

結 論

私たちは、キリストの体である教会を構成し、一つとなるために召し集められました。また、キリストの平和が私たちの心を支配する時、私たちのうちに全てのことに感謝する思いが生まれ、感謝は、賛美となります。今年、主が私たち召された者に成してくださった恵みを数えてみましょう。一つ一つの恵みを思い返すとき、私たちのうちに主に対する感謝が生まれるのです。また、主にある神の家族が与えられていることを感謝しましょう。新しい年も、主の平和が心に満ちるようにと祈り、神の召しにふさわしく生きて行きましょう。

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