4/8 受難週のみことば…主イエスの十字架上のことば⑦

4月8日(土)主イエスの十字架上のことば⑦

 

さて、時はすでに十二時ごろであった。全地が暗くなり、午後三時まで続いた。

 

太陽は光を失っていた。すると神殿の幕が真ん中から裂けた。

 

イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊をあなたの御手にゆだねます。」こう言って、息を引き取られた。

(ルカの福音書23:44-46)

 

 

 

 

 先に主イエスは、「完了した。」との言葉をもって、勝利宣言をされました。今や、神殿の幕は裂け、主イエスを信じる信仰によって近づくものは誰でも、神の臨在の中に入れられる恵みの時代が到来しました。旧約時代の目に見える神殿、祭司によって捧げられる犠牲や儀式は、はるかに勝ったものによって更新され完成したのです。

 

救いのみわざが成し遂げられた今、主イエスは、父なる神に、十字架上の最後の言葉をもって祈られます。「わたしの霊をあなたの御手にゆだねます。」これは、ユダヤ人の子どもたちの就寝前の伝統的な祈りのことばと言われています。主イエスは、父なる神に全信頼を置き、自ら進んで、勝利の内に死なれました。

 

 神にいっさいを委ねることのできる平安こそ、世が与えることも奪うこともできない、主イエスが持っておられた平安です。主イエスを救い主として信じるなら、私たちも主イエスと同じ確信をもって生き、死に臨むことができます。私たちの霊も心もからだも、神の御手と臨在の内に置かれていると知ることに勝る平安はありません!

 

 

 

 

 

2022年の受難週7日目のみことば⇒⇒

 

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