受難週 みことばメール(4/16)

4月16日(土)恐れからの解放

 

聖書箇所:「そこで、彼らはイエスのからだを取り、ユダヤ人の埋葬の習慣に従って、それを香料といっしょに亜麻布で巻いた。」(ヨハネ19:40)

 

 

 

 

 

   十字架で死なれた主イエスを、アリマタヤのヨセフとニコデモが、丁重に埋葬しました。彼らは、イエスの弟子でありながら、ユダヤ人を恐れてその事を隠していたのです。しかし、彼らは、今や、イエスの弟子であることを人々の前で明らかにし、さらには、自分の持っているものを主の葬りのために捧げました(ヨハネ19:38-42)。彼らの社会的立場と資産は、主の葬りのために大いに用いられることとなりました。切っ掛けは、主イエスの十字架の死をつぶさに知ったことです。最も望みが無いと思えるような暗黒の時でさえ、神は人の内に働きかけて、信仰を呼び覚まされます! 死なれたイエスを前に、アリマタヤのヨセフとニコデモは、恐れから解放され、大胆に主と共に生き始めたのです。

 

  私たちのために十字架にかかられ、ご自身の命を捧げ死なれた主の愛を知るときに、私たちは、一歩踏み出して信仰を明らかにし、自分自身を主に捧げていく歩みへと変えられていきます。主はそのような者に、聖霊との交わりに豊かに生きるようにしてくださり、一切の恐れからの解放と共に、主と共に歩む幸いを増し加えてくださいます(ルカ12:8-9)。

 

 明日はイースター、主の復活をお祝いする礼拝です。信仰によって、恐れから解放されていることを感謝し、神に期待して、主の前に備える一日とさせていただきましょう。

 

 

 ■明日のイースター礼拝と、礼拝の中で行われる洗礼式の祝福のためにお祈りしましょう。

 

 

 

「キリストの埋葬」by ハインリッヒ・ホフマン

THE ENTOMBMENT OF CHRIST (1893) By Heinrich Hofmann

 

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