受難週 みことばメール(4/13)

4月13日(水)過越の食事の準備

 

聖書箇所:「彼らが出かけて見ると、イエスの言われたとおりであった。それで、彼らは過越の食事の用意をした。」(ルカ22:13)

 

 

 

主イエスは、ペテロとヨハネとを遣わして、最後の晩餐となる過越の食事の準備をさせました。彼らが準備をするに当たっては、主が言われた通りのことが起こり、「二階の大広間」に導かれます。この過越の食事を準備したのは弟子たちですが、先だって道を備え、弟子たちを招いて下さっていたのは、主イエスご自身でした。

 

 この最後の晩餐において、過越の小羊として十字架にかかられる御子により救いを頂くという、新しい契約が示されました。「最後の」晩餐は、主イエスが弟子たちを招いて下さった「最初の」聖餐式となったのです。

 

 今も、主イエスは私たちのためにこの聖餐の食卓を整え、「このように行いなさい」と招いて下さっています。私たちは、信仰により心に主イエスの十字架の血のきよめを頂き、主イエスと一つとされ、「命のパン」に日々あずかる者とされました。このすべては、主が「前もって」備えてくださったものです。今日一日も、先だって下さる主の導きに従って歩みましょう。

 

 

■すべての必要を満たして下さる主に信頼することを通して、一日の働きと学びに、主の知恵と導きを受け取るようにお祈りしましょう。

 

 

 

 

「最後の晩餐」by ヘンリク・シェミラツキ

Last Supper (1876) by Henryk Siemiradzki

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