受難週 みことばメール(4/12)

4月12日(火)実のないいちじく

 

聖書箇所:「先生、ご覧ください。あなたがのろわれた、いちじくの木が枯れています。」イエスは弟子たちに答えられた。「神を信じなさい。(中略) 祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります。」(マルコ11:21-24)

 

 

主イエスは、エルサレムの宮に行かれる途中、空腹を覚えられて、いちじくの木をご覧になりました。しかし、実がないのでその木を枯らしてしまわれました。葉ばかりが生い茂って、実が全くなかったのです。これは、当時のイスラエルの民の信仰を表しています。外側は神を敬っているようでも、その内側は神の御心とは正反対の信仰生活を送っていたのです。

 

 

 主イエスの救いを頂いた私たちは、内に聖霊を宿す者とされ、御霊の豊かな実を結ぶことが約束されています。また、信じて祈り求めるものを、すでに受けたと信じるなら、そのとおりになるという約束をいただいています。私たちは、主に召されて、その人しか結ぶことのできない、いつまでも残る実を結ばせていただけるのですから(ヨハネ15:16)今日も一日、主に導かれ、主イエスと共に歩んでまいりましょう。また、主イエスに大胆に期待し、御霊によって主に祈り求める者とさせていただきましょう。

 

■御言葉と主の臨在により、お互いの霊と心が強められるように祈りましょう。

 

 

 

 

「キリストといちじくの木のしるし」by ヤン・ルイケン

Christ and the sign of the fig tree (1700) by Jan Luyken

カテゴリー: 2022, みことばメール |