「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」（ガラテヤ5：22－23）

ここには、「御霊の実」として9つ記されていますが、｢実｣という語は単数形です。ですから、御霊の実は「愛」一つであり、それに続く8つは愛の具体的な現れといって良いでしょう。

主イエス・キリストは、完全な愛なるお方ですから、私たちがこの御霊の実を結び続けるということは、主イエスに似る者とさせて頂くということです。この世においては罪や弱さのある私たちですが、主は聖霊を与えてくださり、「御霊に導かれて歩む」ようにしてくださいました。人が身近に居る人の影響を受けて似て行くように、主イエスと共に歩むならキリストに似る者とされ、バランス良く御霊の実を結ぶ者となるのです。明日はペンテコステ礼拝です。御言葉に養われて、聖霊の導きに従って歩み、聖霊を求め続けて行きましょう。