4月19日受難週の御言葉

「この方はまことに神の子であった」(マルコ15:39)

本日は、主イエスが十字架にかかられた「十字架の日」です。イエス様の十字架を、始めから終わりまでずっと見ていた人がいました。職務で、十字架刑を執行しなければならなかったローマの百人隊長です。彼は異邦人で、旧約聖書も全く知らない人でした。しかし、彼は多くの罪人たちの十字架刑を見てきましたが、イエス様の言動は、これまでとは全く違うことが分かったのです。それで、「この方はまことに神の子であった」という告白に至るのです。

 

代々のキリスト者は、この百人隊長の告白に自分の告白を重ねてきました。彼のように十字架の主イエスの方を向いて、そばに立ち、自分に語られる御言葉を聞くのです。そうすれば、今までの人生の歩みとは全く関係なく、イエスというお方が誰であるのかを知るのです。キリスト教会は、これまで十字架を掲げ続けてきました。これからも、十字架を遠くからではなくて間近で見て、十字架を通して語られる御言葉を聞き続けるのです。ここにこそ、私たちクリスチャンの立つべき場所があるからです。

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