受難週 みことばメール(4/14)

4月14日(木)ゲツセマネの祈り

 

聖書箇所:「わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うようにではなく、あなたのみこころのように、なさってください。」(マタイ26:39)

エルサレム、ゲツセマネの園

Garden of Gethsemane, Jerusalem, Israel

 

 

 

主イエスは、十字架を目前にして、三人の弟子を連れてゲツセマネで祈られます。弟子たちは、祈っていることができずに眠り込んでしまい、主に「目をさまして、祈り続けなさい」といわれることが三度もありました(マタイ26:44)。

 

 祈りを失って眠ってしまう弟子たちの姿は、私たちの姿でもあります。主は、弟子たちに代表される私たちの弱さと挫折をよくご存じの上で、「悲しみのあまり死ぬほど」の苦しみを背負って下さり、その中でなお父なる神に深く信頼して、その御心が成るようにと祈り続けて下さいました(マタイ26:39)。
 

 

 主が十字架の贖いを成し遂げられた後、弟子たちは、主イエスが約束された聖霊によって、キリストの福音を大胆に宣べ伝える証し人とされます。主の執り成しの祈りは、今も私たちのために成されています。今日も主が共に居てくださり、私たちのためにとりなして下さることを覚えて(ヘブル7:25)、目をさまして「天にまします我らの父よ」と祈り続けましょう。

 

 

 ■主に期待し、祈りましょう: 家族、友人の救いのために。聖霊によって心が開かれ、福音を受け入れることができるように。

 

 

 

 

 

「ゲツセマネのキリスト」(1650-1675頃、ドイツ?) 作者不明、ウォルターズ美術館所蔵

Christ in the Garden of Gethsemane(1650-1675, Germany?), Anonymous, The Walters Art Museum

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