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『願い、祈り、とりなし、感謝』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 エペソ 6:10-18

本日の礼拝は、神召聖会第二です。聖書が勧めている祈りについてみます。

I.教会は祈りの家

この手紙は、パウロが「信仰による、真のわが子」と呼ぶテモテに宛てたものであると同時に、教会にも語られたものです。個人に、そして教会に様々な困難がある時、パウロは「そこ で、私は何よりもまず勧めます」と言って、最初にすべての人のために祈るべきことを教えています。

教会に対して、最初に祈るべきことを勧めているのは、単に問題解決や困難に対処するためではなく、「わたしの家は、あらゆる民の祈りの家と呼ばれる」(イザヤ 56:7、マタイ 21:13etc.)と聖書で語られているからです。教会は主イエスの体であり(エペソ 1:23)、神と交わり、すべての人のために願い、とりなし、感謝をささげる「祈りの家」なのです。主イエスの十字架の贖いによって、私たちは神の民、祭司ともされたのですから(Iペテロ 2:9)、第一に神に祈り、神の御心を教えていただくことから始めましょう。

II.為政者たちのために祈る

パウロは、「王たちと高い地位にあるすべての人」、すなわち為政者たちのために祈るべきことを教えています。それは、聖徒たちが「いつも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送るため」です。

「神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられているからです。」(ローマ 13:1)立てられた人たちは、神の立てた秩序の下で、すべての人のための平和と幸いのためにその職務を果たすべき人たちだからです。私たちは為政者たちのために、祈るべきなのです。

III.すべての人の救いのために祈る

パウロはさらに、すべての人の救いのために祈るべきことを教えています。それは、「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられる」(Iテモテ 2:4)からです。これは、すでに旧約聖書時代のアブラハム契約から約束されたことで「地のすべての部族は、あなたによって祝福される」(創世記 12:3)と語られています。さらに、神はイスラエル民族だけではなく、当時の異国の権力者たちに働きかけ、その国の人々の救いのためにも働き続けてこられたのです。

神の御心は、今も変わることはありません。父なる神は、すべての罪人の救いのために御子イエスをこの世に遣わし、十字架の贖いを通して、救いへの道を備えてくださいました。主の復活後、神はペンテコステの日以来、主を信じるすべての聖徒たちに聖霊を与えて、福音宣教へと聖徒たちを導かれ続けています。私たちは、神の御心が天で行われているように地でも成されるように、主に期待して祈り、主イエスを証し続けて行きましょう。

おわりに

パウロはテモテとエペソの教会に対して、まず最初にすべての人のために祈るべきことを教えています。教会は「神の家」で「祈りの家」です。神は私たちの祈りに応えてくださるお方です。神のみこころが天で行われるように、地でも行われますように、祈り続けましょう。

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