礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2024年礼拝メッセージ

『神の家を治める主イエス』

説教:髙橋正人師
聖書箇所 ヘブル3:1-6

はじめに

本日は、神の家を治める唯一の救い主イエスについてみます。

Ⅰ.主イエスを見つめて歩む幸い

聖書は、全て主の聖徒は「使徒であり大祭司であるイエスのことを考えるべきである」と勧めています(ヘブル3:1)。神は罪人を救うために、御子イエスを世に遣わされました。主イエスの十字架による救いに、神の愛が示されています。

人は何を中心にして考えるかによって、その意識や行動、生活態度が定まるものです。この世の事や目の前の事柄だけに囚われすぎるのではなく、主の救いによって神の民とされたことを覚えて、私たちを愛してやまない神に心を向け、一切のことを神に委ねましょう。その時、私たちの思いや理解を超えた神の平安が与えられるのです(ピリピ4:6-7)

Ⅱ.主イエスこそ偉大な救い主

ヘブル書の著者は、主イエスがどれほど偉大なお方であるかを、ユダヤ人にとって最も優れた神の人であるモーセを取り上げて示しています。モーセは、民をエジプトの奴隷状態から解放し、約束の地へと導きました。また、神の御言葉を人々に伝え、人々の罪を贖うための儀式を教え、神に従うことを教えました。しかし、それらは全て救い主を示すひな形でしかありませんでした。人々を完全に救うお方を、彼自身も待ち望んでいたのです(申命記18:15)。

主イエスは、この世に完全な救いをもたらす者として約束されていたお方でした。神の御言葉そのものである主は、律法を完全に成就し、人々の罪を完全に贖われたお方です。主を信じる者はだれでも救いを頂き、永遠の希望に生かされるのです。

Ⅲ.主を信じる者は神の家とされる

モーセは、神のしもべとして神の家のために忠実に仕えましたが、主イエスは神の御子として、神の家を治められるお方です(ヘブル3:5-6)。モーセは、天にある神の幕屋のことをあかしするために立てられましたが、主はモーセが指し示していた神の幕屋の実態であり、目的であるお方です。

主は十字架の贖いの御業を通して、救いを与えると同時に、聖霊を住まわせて聖徒たちを聖霊の宮としてくださいました(Ⅰコリント6:19)。神は聖徒たちと共におられるのです。私たちはどんな時でも、主にある救いの確信と、永遠の命に至る希望を与えられていることに信仰によって堅く立ち続けましょう。

おわりに

主イエスこそ、私たちに約束されていた唯一の救い主です。救い主は、聖徒たちの希望そのものです。主が再び来られるまで、堅く主を信じて歩み続けるために、いつも主イエスのことを仰ぎ望みましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分