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『目をさましていなさい』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 マルコ13:28-37

はじめに

本日は、目をさまして主の再臨を待ち望む幸いを見てまいります。

Ⅰ.クリスチャンの信仰の歩み

主イエスは、クリスチャンの信仰の歩みを、目を覚まして主人の帰りを待っているしもべにたとえて教えています(マルコ13:34)。十字架の贖いを成し遂げられた主は、今は「神の右の座におられます」(Ⅰペテロ3:22)。しかし、「わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます」(マタイ28:20)と約束された主は、聖霊によって共にいて下さいます。

聖霊は、主の御心を教え(Ⅰコリント2:11)、主を証しし(ヨハネ15:26)、私たちを守り支え導いて下さっています。主人である主イエスが、いつ帰って来られても良いように、「世の終わりまで」信仰生活を歩み続けましょう。

Ⅱ.割り当てられている役割

主人は旅に出かける時、「しもべたちにはそれぞれ仕事を割り当てて責任を持たせ」ました(マルコ13:34)。これは、主イエスの再臨の時まで、私たちには主人の働きを代って担うべき「仕事」、使命が与えられていることを教えています。また、主は委ねた使命を自分の裁量で行うことができるようにと、責任と権威を与えてくださっているのです。

教会が与えられている「仕事」、使命とは、主イエス・キリストの福音によって真実に生き続ける群れとなることです。一人一人が今在る所で、主を信じて歩み、与えられている使命を果たして行くことです。主の救いを頂いた私たちは、神のあらゆる善きものを証しする者としても立てられています。主によって頂いた神の愛と救いの恵みを感謝して、機会あるごとに主イエスを証しさせて頂きましょう。

Ⅲ.目をさましている

主は、「仕事」の割り当ての中で、特に「門番」に「目をさましていなさい」と命じています。門番の役割は、人の出入りを見ることと同時に、何よりも、主人がいつ帰って来てもいいように、目を覚まして待って、主人を迎える準備をすることです。

「目をさましている」とは、信仰の目によって主の再臨の時の喜びと幸いをしっかり見つつ、主が約束された神の救いの恵みを信じて、忍耐と希望をもって、喜んでこの世を生きることです。私たちを守る主は、まどろむこともなく、眠ることもなく、常に私たちと共にいてくださるお方です。私たちは、主に全く信頼して、御言葉に堅く立ち、聖霊の導きを求めて歩み続けましょう。

結 び

主イエスの再臨の時は、確かに約束されていることですが、父なる神しか知りません。私たちは、その約束がいつ成就しても良いように、「目をさまして」主を信じて待ち望み、それぞれが置かれているところで、委ねられた主の使命を成し遂げさせて頂きましょう。

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