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『収穫のための働き人』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 ヨハネ17:20-26

はじめに

神召聖会Ⅱです。主の働き人となり、主に働き人を起こして頂くために、共に祈ってまいりましょう。

Ⅰ.主の証し人、主に仕える者となる

主イエスは、12弟子たちに加えて、70人を福音を伝えるために遣わされます。この時遣わされた70人は、神を信じる普通の人たちでした。しかし、彼らは、使徒たちと同じように遣わされて、福音を伝えたのです。

初代教会時代のキリスト者たちは、散らされ、置かれたところで主イエスを証ししました(使徒8:4)。彼らの大多数は、福音宣教のための特別な学びや訓練を受けてはいませんでした。今日の私たちは、約束の聖霊を頂き、キリストを信じる者とされました。聖霊は、聖徒にキリストを証しする力を与えてくださいます(使徒1:8)。主イエスの招きに応えて、主の証し人として仕える者とさせて頂きましょう。

Ⅱ.主に働き人を起こして頂くように祈る

主イエスは70人を遣わす時、「実りは多いが、働き手が少ない」と語られます。その際、主がまず求められたことは、「収穫の主に、働き手を送ってくださるように祈りなさい」ということでした(ルカ10:2)。

「働き人を送って下さい」という祈りは、もちろん祈り願うもの自身を除外しての祈りではありません。聖霊は、私たちの内に、自分自身を主に捧げ、み心のために用いてくださいという願いを起こしてくださいます。私たちは、今こそ「収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい」という主の語りかけに、応答してまいりましょう。そして、主の働き人として仕えて行く幸いと、大きな主の収穫を望み見て、主に仕え、喜びを共にさせて頂こうではありませんか。

Ⅲ.福音を宣べ伝えることの意味

主は、福音が語られることについて、二つのことを教えています。一つは、福音に応答するか否かの大きな違いについてです(ルカ10:10-15)。主の福音を聞いたガリラヤの町々の人々は、ソドムやツロ、シドンにまさる神の恵みと憐れみに与ったのです。現代の私たちは、ガリラヤの町々以上に、主の十字架の贖いと復活の約束に与っているのです。それゆえに、主を信じるか否かによる、救いの恵みとさばきの差は大きいのです。

もう一つは、キリストの福音を受け入れた者は、キリストの大使とされているということです。主に遣わされた全ての聖徒は、主を代表し、さらには父なる神をも代表するのです(ルカ10:16)。私たちはそれぞれの所に、キリストの大使として遣わされていることを覚えましょう。主はあらゆる必要を与えてくださり、キリストの証人として、私たちを導き養ってくださるのですから。

結 び

主イエスは、主が与える収穫は多いと語られました。主はまた、収穫のための働き人たちに、主の大使としての使命を与え、必要なものを備えてくださいます。失望することなく、主の大収穫の喜びの日を待ち望み、主に仕えて歩み続けましょう。

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