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『神を喜ぶ力』

説教:髙橋正人牧師
聖書箇所 ネヘミヤ8:1-12

はじめに

今年最後の主日礼拝、この一年間様々なことがあった事と思いますが、本日は神を喜ぶことは私たちの力であることをみてまいります。

Ⅰ.御言葉による力

ユダヤの民は主の約束通り、捕囚から70年後にエルサレムに帰還しました。神殿や城壁は崩され、町は荒れ放題でした。様々な困難の中、民は信仰により、またネヘミヤやエズラという指導者によって、再建を果たします。その力の基となったのは、神の御言葉を信じて堅く立つことでした(ヤコブ1:21)。

第七の月の初めに、民は集まって御言葉を聞きました。そして、民はイスラエルが捕囚となったのは、自分たちの罪のゆえであることを知り、主の前に悔い改め、すべての善きことを成してくださった主を賛美し、感謝して、主を礼拝しました。全ての祝福の基は、主を礼拝することから始まるのです。

Ⅱ.主を喜ぶことが私たちの力

ネヘミヤは、御言葉を聞いて自分たちの罪深さを知って悲しむ民に、主の赦しと救いの恵みを覚えて喜ぶようにと語ります。そして、肉を食べ、飲んで元気づけるように、貧しい人たちには分け与えるようにと勧めました。(ネヘミヤ8:10)。

主なる神は、私たちが悲しむことを決して喜ばれません。むしろ、喜びに輝いて感謝することを願っておられます。私たちの礼拝も同じです。悲しむための礼拝ではなく、主を喜ぶことの礼拝です。神は私たちに、愛と慰めを豊かに与えて下さるのです。私たちは、主イエスの十字架の贖いによってすべての罪は赦されたのです。私たちも、主イエスによる赦しを頂いた者にふさわしく歩み続けましょう。キリストの愛、平安、そして赦された喜びに満たされて、主を喜ぶことが私たちの力なのです。

Ⅲ.分かち合いの恵み

イスラエルの民は、御言葉を聞いた後、その御言葉の分かち合いをしました(ネヘミヤ8:12)。そこではまた、喜びがわき起こったのです。これが、神の恵みの分かち合いであり、御言葉の伝道と証しです。主から与えられる喜びを自分だけのものにしないで、家族や誰か他の人に伝えたのです。

主を喜ぶこと、感謝することは、隠していることはできないものです。主が与えてくださった喜びは、分かち合うことでさらに増し加えられます。また、困難なことや辛いことは、共に祈り合うことによって重荷を分かちます。これが分かち合いの力です。私たちは主イエスの十字架の贖いによって罪赦され、神の子とされ、永遠のいのちをいただいたのです。聖霊がいつも共にいてくださり、私たちを励まし、御言葉の真実を教えてくださっているのです。神の民として、主なる神を大いに喜び感謝しようではありませんか。

結 び

捕囚から70年後に帰還したイスラエルの民は、神殿を再建し城壁を立て直し、町を再建しました。これらの力は、御言葉に堅く立った神に対する感謝と喜びによることでした。新しい年を迎える時、主の十字架の救いを頂いたことを感謝し、御言葉に聞き、御言葉を求め、聖霊の導きに従って、常に喜びをもって主に仕える者となりましょう。

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