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『安らかに導かれる人』

説教:髙橋 正人師
聖書箇所 マルコ15:16-32

はじめに

本日の聖書箇所から、主なる神は、主を呼び求める者を平安をもって導いてくださることを見ます。

Ⅰ.今こそ主を求めるとき

神の苦難のしもべによって、どんな罪も赦される神の救いが成し遂げられることが預言されました。イザヤは、「主を求めよ。お会いできる間に。近くにおられるうちに、呼び求めよ。」(イザヤ55:6)と告げます。

主イエスを救い主として信じる者はだれでも、罪と罪の結果である死から救い出されます。それは、主イエスがすべての人の罪のさばきの身代わりとなって、十字架で死んでくださったからです(Ⅱコリント5:21)。今が信じるチャンスです。「確かに、今は恵みの時、今は救いの日です」(Ⅱコリント6:2)。

Ⅱ.人知を遥かに超えた神のみ心

主なる神は、すべての人に信仰によって救いを与えることを約束してくださいました。神の救いは、天が地よりもはるかに高いように人知では理解できない偉大な恵みです(イザヤ55:9)。御子イエスの十字架の贖いは、私たちがまだ神の前に罪人で、神の敵であったときにすでに成し遂げられたのです(ローマ5:10)。

人を愛してやまない神は、私たち一人ひとりのことをよくご存じで、各々にご計画を持っておられます。神は私たちの将来を知っておられ、私たちが見えないものを見ておられ、知らないことを知っておられるのです。神を信じて、すべてを神にゆだねて生きることこそ最も幸いな歩みです。主なる神は、「私たちすべてのために、ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された」のですから、「御子といっしょにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことはない」(ローマ8:32)ことを覚えましょう。

Ⅲ.主は私たちを安らかに導かれる

神を信じ、神にすべてをゆだねて生きるとき、神の祝福に満たされることが約束されています。それは、雨や雪が天から降ると元に戻ることがなく、必ず地を潤して、そこに物を生えさせるように、神の言葉も決してむなしく帰ってくることはないからです(イザヤ55:11)。主に信頼する者は喜び、安らかに導かれて行くのです(イザヤ55:12)。

主イエスを信じて従う時に、のろいの象徴である「いばら」や「おどろ」の代わりに、祝福を象徴する「もみの木」や「ミルトス」が生えるように、のろいが祝福に変えられます(イザヤ55:13)。主は御言葉を信じ受け入れる聖徒たちのために、すべてのことを益に変えてくださるのです(ローマ8:28)。神のことばは生きていて、力があるので(ヘブル4:12)、人に真の命を与えるのです。この偉大な主の約束が、私たちに与えられているのですから、安らかに導いてくださる主と共に歩み続けましょう。

結び

主なる神は、一方的な恵みによって、キリストの聖徒たちを救い、永遠の命、永遠の都へと安らかに導いてくださいます。そのしるしは、御子イエス・キリストの十字架の贖いです。今の救いの時に、主イエスを受け入れ、主と共に歩み続けましょう。

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