礼拝説教

礼拝メッセージ

ホーム > 礼拝説教:2018年礼拝メッセージ

『心を一つにして』

説教:髙橋 正人師
聖書箇所 使徒2:37-47

はじめに

本日の聖書箇所から、ペンテコステの日に生まれた最初の教会の姿を見ます。

Ⅰ.聖霊によって生まれた教会み

ペンテコステの聖霊降臨後、ペテロの説教を聞いた人々は、聖霊によって心に深い罪のあることを示され「心を刺されて」罪からの救いを切に求めました。聖霊は「罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせる」(ヨハネ16:8)からです。ペテロは、人々に悔い改めて主イエスの名によってバプテスマを受けるように語りましたが、その日、バプテスマを受けて三千人ほどが弟子に加えられました(使徒2:38-41)。

教会は、この様にして、主に呼び出されて主を信じた者たちが集められて建てられた群れです。主イエスの救いは、ユダヤ人から始まって全ての人々に今も与え続けられています。聖霊は、今も主イエスを証ししてくださり、聖徒に主の新しい命に生きるようにしてくださっていることを覚えましょう。

Ⅱ.初代教会の姿

主イエスを受け入れ信じた者には、「賜物として聖霊」が与えられ、主に呼び出された者たちによって教会が誕生しました。教会は、「使徒たちの教えを堅く守り、交わりをし、パンを裂き、祈りをしていた」(使徒2:42)のです。また、自分の持っている財産や持ち物を売って、それを教会に捧げ、それぞれの必要に応じて、みなに分配していました(使徒2:42,44-45)。

これらのことはどれも、形は違っても、今日の私たちも行っていることです。それは、聖霊がこれまでも教会と聖徒たちに臨んでくださっているからです。主の救いを頂いた者たちは、聖霊によって一つとされ、信仰の共同体を作り上げてきました。そして、主イエスを証しする力を与えられて、御言葉を全世界に宣べ伝え続けています。キリストの教会である私たちも、さらに聖霊を受けて満たされて福音を語り続け、成長させて頂きましょう。

Ⅲ.教会はキリストを証しする

教会は、「すべての民に好意を持たれた。主も毎日救われる人々を仲間に加えてくださいました」(使徒2:47)。それは、クリスチャンたちの主を中心とした生活が、まだ主を信じていない周囲の人々によい影響を与えていたからです。当時のキリストの聖徒たちは、教会に人を集めようとしたのではなく、人々が自ら教会に集まってきたのです。

クリスチャンが喜びに満ちて主を礼拝し、互いに愛し合って生活している姿そのものが、力強く人々にキリストを証しします。救いの恵みと、共に主を賛美することの喜びが群れに表されているからです。主イエスは、御言葉にとどまり、互いが主の愛によって生きるなら、全ての人が主の弟子であることを知ると語られました(ヨハネ13:35)。私たちは、そのような教会の「仲間に加え」られて、聖霊によって一つにされたのですから、益々、聖霊と御言葉に生きる者とされましょう。

結び

教会は、ペンテコステの日から、聖霊によって建てられ続けて今日に至っています。私たちは御言葉に養われ、今も働いておられる聖霊の導きに従って、心一つにされて主の再臨の時まで教会を建て上げ続けてまいりましょう。

このページのトップへ

日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団

神召キリスト教会

Copyright (C) Shinsho Church. All Rights Reserved.
〒114-0023 東京都北区滝野川 6-64-9
最寄り駅:JR板橋駅東口から3分/都営三田線新板橋駅から6分