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『聖霊によって歩む』

説教:髙橋正人 牧師
聖書箇所 エペソ6:10-20

はじめに

本日の神召聖会では、今年の教会標語である「聖霊によって歩む」ことについて見ます。

Ⅰ.主の備えてくださる武具を身につける

聖書は、私たちキリスト者はこの世にあっては信仰の戦いがあることを教えています。この戦いは、「血肉に対するものではなく、・・・天にいるもろもろの悪霊に対するもの」(エペソ6:12)です。ですから、この戦いに勝利するためには、「神のすべての武具を身に着ける」べきことを教えています(エペソ6:11)。武具の内、五つは防御用であり、二つは攻撃用です(エペソ6:12-18)。

これらはすべて、主イエスによって与えられたもので、御言葉と聖霊による祈りが土台です。聖霊は、主が与えてくださった助け主です(ヨハネ14:16-17)。また、主イエスの御言葉を思い起こさせ、主ご自身を教えてくださいます。主イエスに信頼する時、主は私たちの信仰の戦いに勝利を与えてくださいます(ヨハネ16:33)。主の御言葉に堅く立ち、御霊による祈りによって深い主イエスとの交わりに生きる時、主は私たちの内に御霊の実を結んでくださることを覚えましょう(ガラテヤ5:22-23)。

Ⅱ.どんなときにも御霊によって祈る

信仰の戦いは、「どんなときにも御霊によって祈る」(エペソ6:18)ことが基本です。もし、祈らなくなっている、祈れなくなっているというなら、それは父なる神との交わりから離れてしまっていることを意味します。

聖書は、祈りを妨げるものとして、霊的に眠ってしまうことを教えています。ですから、「絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして」(エペソ6:18)、執り成しの祈りを続けなければなりません。私たちは、主イエスの十字架の贖いによって、罪を赦され、神の子とされたのです。益々、祈りによって主との交わりを深くして頂き、主のみ心を知って主の良き働き人として、主のみ業に仕えて行きましょう。

Ⅲ.み言葉を宣べ伝えるため

パウロは、牢獄にあっても「語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように」(エペソ6:19)祈ってくださいと願いました。このことは、目前にある困難な状況が取り除かれるようにということよりも、主のみ言葉を語り救いを宣べ伝えることが最優先であることを示しています。

父なる神の願いは、罪人がみ子イエスの十字架の贖いによって救いを頂くことです(ヨハネ3:16)。助け主なる聖霊が信じる者に与えられたのは、主イエスの救いを宣べ伝えるためです。私たちは、聖霊に助けられ満たされてこそ、信仰の戦いに勝利し、主イエスの証人として遣わされるのです。御霊によって祈るとき、私たちは御霊によって歩むとともに、豊かに御霊の実を結ばさせていただくことをおぼえましょう(ガラテヤ5:22-23)。

結 び

キリスト者の信仰生活は、霊的な戦いでもあります。ですから、この世の方法ではなく、御言葉と聖霊による祈りという武具が必要です。主の御言葉を信じて、御霊によって歩む時、世に打ち勝ってくださっている主イエスによる勝利が与えられることをおぼえましょう。

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